不登校と青年期の親の会ほっとそっとmama

6月15日(土)私設公民館たまいばにて、学校へ行きづらい子どもさんと保護者の皆様へ座談会のお知らせ、19時~

トークフォーラムに参加して

2010-06-29 00:26:38 | 講演会
日曜日は、松山で開催されたトークフォーラムに
参加しました。2年前に友人に誘っていただいて参加したのが
初めてで、今回2度めの参加になりました。

2年前は、長男が不登校になってから少し自分自身が落ち着いてきて、
また親の会でいろいろな方とつながりあっていた頃だったのですが、
やはり不登校を経験された方のお話を聴くと、
胸にグッと込み上げるものがありました。
ただ、「不登校」というものが、ダメなこととかいけないこととか
そんな風に受け止められてしまう雰囲気は全くなく、
多くの方が同じ体験をされていたり、同じ境遇であったり、
研究所の方たちも、柔らかく包み込んでくださるような
とても居心地のいい時間だったことを
思いだしながら、
今回もまた参加させていただくことができました。

会の様子は詳しくは書けませんが、
やはり今回話をしてくださった方も、
テーマ「違う?!親の想い・子の思い」に沿って、
それぞれの家庭でのこどもさんに対する接し方を
聴かせてもらいました。

その中でも、こどもさんが不登校を経験された方のお話は
私自身にとって一番関心のあることでもあり、
この会に参加されている方の中には、やはり同じ立場の親御さんが
多くいらしたように感じました。

こどもひとりひとりがみな違うこと、
親の想いと子どもの思いは違うこと、
でも、こどもは親を大切に思い、慕い、
自分の気持ちを聴いてもらいたいと思っていること、
親はその気持ちを受け止め、
ただただ聴いてあげること、
そういうことに尽きるのかな~と。

子どもは、自分自身で自分の人生を考え、
選び取る。考え悩み迷いながらも、
いつかは自分で決めるときがくるのだと。
改めて「本当に、そうなんだよな」と
何度も何度もそう確認しながら、うなずきながら
会をあとにしました。

一緒のグループだった方が、
「この会は毎年参加してるんです。いつもとても温かい。
堅苦しい講演ではなく、みんなの気持ちが見えるから」と
言われてたのが印象的でした。

ああ~私も同じ気持ちで来たんだと。
だからこの会に来たかったんだと。
涙あり、笑いあり、
いっぱいいっぱいしゃべって
帰ってきました。

コメント (2)
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