不登校と青年期の親の会ほっとそっとmama

6月15日(土)私設公民館たまいばにて、学校へ行きづらい子どもさんと保護者の皆様へ座談会のお知らせ、19時~

きょうの話

2010-06-04 23:56:33 | 長男のこと
いま長男は、毎週歯医者通いをしています。
やっと行く気になり、
一人で自転車で行っています。

もうかれこれ一ヶ月くらいになりますが、
昼まで寝てても、時間には自分で起きて、
自分で忘れずに行ってます。
少々時間に遅れて行くことも多いけれど、
あえて私は何も言いません。

歯医者に行ったときに、
高校の名前のシールを貼った自転車を見かけるそうだけど、
知っている高校生はいなくて、
自分の同級生のほとんどが地元を離れ進学したんだろうと
話しています。

それくらい、もう19歳になった長男のまわりには
友人たちはあまりいないんだな~と、実感するようです。
ちょっと寂しい気持ちなのか、ほっとする瞬間なのか、
わかりませんが・・・
自分はもう高校生じゃないんだという気持ちかな。

誰かに、「何年生?」と聞かれても、
「高校生です」という必要もないし、
もともと高校生じゃなかったから、
言う必要もなくなったし、
中学を卒業したときみたいな
開放感らしきものを感じているのかな。
それこそ、本当に「所属なし」です。

もう社会人、ってことになるのかな~
どうなんでしょう。

そんな長男も、
次女と同じように、先のことを考え、
いまいったい何がしたいんだろう。
大学へ行って、何を学びたいんだろう。
そんなことを考えてるようです。

勉強はしたい。いろんな知識を身につけたい。
そのために大学へ行って学びたい。
でも、その先は・・・?

人間て、体験したことや経験したことを思い巡らせて
その経験を生かして将来のことや職業に結びつけられることが
多いと思うんです。
体系的に学んだことで、その先をもっと知りたいと考える。
体験や経験が乏しいなかでは、ものさしで計りようがないですよね。
だから、机上の勉強も大事だけれど、
もっと大事な学びが見つけられるといいんだけど・・・
そんなことをきょうは長男とお昼を食べながら話していました。

なにか、「これ!!」っていうものが
彼の中に見つかるといいのですが。
頭で考えていても、なかなか見つかるものじゃないよね。

エジプトとか宇宙とか
行ったことないとこに行ってみたいな~みたいな気持ち、
やっぱり漠然とあるらしいです。
かといって、じゃあ行けるかっていうと
まあそれは簡単なことじゃありませんけどね。(笑)
コメント
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