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風のうわさ

気ままな私の独り言

銀二貫

2014年07月17日 | エッセイ

新聞を読んでいたら

「銀二貫」という小説の広告が。

銀二貫ってどの位のものなんだろう?

そういえば  ずいぶん前にNHKで「銀二貫」の予告をしていたっけ。

早速図書館で借りてみた。

(銀二貫は現在の約300万、 貨幣の変動が激しく

実際にはそれ以上の価値があったらしい。)

 

寒天問屋の主に助けられた侍の子が

丁稚として成長する話だった。

 

今まで知らなかったが羊羹は蒸し羊羹が先に存在したようだ。

寒天問屋の丁稚が寒天を使って餡を固めることを

思いつき、 そのための寒天つくりに試行錯誤する。

 

蒸し羊羹はつなぎが米や小麦粉 このため日持ちが悪い。

寒天で固めるとズーッと日持ちがして しかも口あたりが良い。

 

今まで考えたこともなかったが 羊羹にも歴史があるんだなぁ~。

 

羊羹が急に食べたくなった。

そしておいしくいただけるのは 

先人たちの創意工夫・努力があってこそ。

 

う~ん、 すべての物に歴史があると考えさせられた本でした。

(もちろん、本の主旨は 

銀2貫というお金の使い道についての

人情劇だけれどね。)

 

さあ、 羊羹を買いに行かなくっちゃ。

 

 

 

 


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