BS「項羽と劉邦」がいよいよ最終回だ。
1時間物の80話
1週間に5話
16週の長い長いお話だった。
西安の兵馬俑をみたことから
秦の始皇帝に興味をもち、
見始めた物語にすっかりはまってしまった。
紀元前202年 いよいよ秦の時代が終わり
漢の時代に入るまでのお話。
項羽と劉邦が秦を倒し、
そして今度は2人の英雄の対決
劉邦が頂点に立つ。
天子となった劉邦は
今度は自分を助けてくれていた家来たちに
謀反の疑いをかけ、 追放、 処分する。
しかし劉邦の跡継ぎは薄姫(はくき)との息子
(薄姫は元魏王の奥さん)
劉邦にはすでに正妻呂雉(りょち)との子、
そして戚夫人(せきふじん)との子がいたが
権力争いで血筋関係者がいなくなり
最期に薄姫との子が王となった。
(運命のいたずらか)
「事実は小説より奇なり」という言葉があるけれど
まさしくそのままで驚いた。
あまりの展開で史実はすごい。
虞美人が項羽の奥さんだったことも知った。
「四面楚歌」 「背水の陣」
何気なく知っている言葉がここから出ているのも知った。
私が特に心に残っているのは
「鴻門の会」(こうもんは地名)
劉邦が項羽の宴によばれ
剣舞を披露されるが
踊り手はその剣で劉邦の命を取ることを命ぜられている。
劉邦の顔の前を剣がヒラヒラする。
すごい迫力だった。
学生時代にこう言う事を知っていれば
歴史の時間がもっともっと面白かっただろう。
始皇帝、 趙高、 韓信、 張良、 蕭何(しょうか)、 范増(はんぞう)
多くのすごい人たちが活躍する。
歴史ってすごい。
しばらく放心状態が続きそうです・ ・ ・ ・