goo blog サービス終了のお知らせ 

トーネードの無職生活

無職生活で日常どのように過ごしいてるのか?
ウォーシミュレイションゲーム
日ごろ思ったことを書いていきます。

東芝と富士通のパソコン事業統合?

2015-12-06 07:35:23 | 日記
 東芝と富士通のパソコン事業が統合するとの報道がされています。どこの企業もパソコン事業は利益が出ないようで四苦八苦しているようです。

 日本のパソコンといえば、その昔はNECの98シリーズでした。ゲームのほとんどが98仕様だったので、標準機のような状態でシェアがダントツでした。その後、DOS/V機がでてきて98固有の仕様がくずれて一気に世界標準仕様のパソコンに移行して、多くのメーカーがパソコン事業に参入して色々な製品がでていました。

 東芝のダイナブック、富士通のFMV、ソニーのVAIO、シャープのメビウス、松下のレッツノートなどなど。外国勢も色々な会社が参入しましたが、撤退した会社あり、シェアを確保したデルやヒューレットパッカードなどもあり、という中で価格競争が日本国内での争いから世界レベルになっていくなかで、各社とも収益を確保するのが厳しくなってきました。

 NECもレノボといっしょになっていますし、今回の東芝と富士通の統合の話しにしても単独に一社だけで利益を出して生き残っていくには、よほどの特徴を出すか、規模の拡大でコストダウンするかしかないようです。

 その昔のパソコンはCPUはペンテイアムが出る前は286、386、486といってましたし、ハードディスクなんてなくて今はついていないフロッピーディスクドライブのみでした。音もピープーレベルでした。98の独自仕様から世界仕様になってからは毎年性能は上がるのに価格は下がるという感じで、
NECの9801VXという機種が中古で20数万したのが、今では液晶のモニタ込みで性能は比較にならないほどアップしているにもかかわらず、価格は新品が10数万で買える時代になりました。

 昔からすると夢のような世界になりましたが、メーカー側は利益を出すのは厳しい時代になったようです。私は今、NECのノートをメールやネットをするのに主用していて、この前Windows10にバージョンアップしましたが、将来パソコンを買い換えるためには限られたお金の中で少しづつ貯金していかないといけないなと思っているところです。


トルコと日本

2015-12-05 07:05:52 | 日記
 トルコと日本の合同で映画がつくられているそうです。題材となったのは明治時代にトルコの軍艦が日本の近海で遭難したのですが、近くに住んでいた日本人が一生懸命救出の活動を行ったことを映画化したそうです。

 そのためトルコの人達は親日国になったという話しです。そんなことから、イラン・イラク戦争の時に現地にいた日本人を救出するのに、日本の政府は飛行機を出しませんでしたが、トルコが飛行機を出してくれて日本人を救出してくれたそうです。ニュースなどで取り上げるのはここまでの話で、トルコが親日国である背景にはロシアの存在があります。

 ロシアは昔から南下政策をとっていましたが、黒海から地中海にでるボスポラス海峡を抑えているのはトルコで、ここでロシアとトルコがぶつかり合うということになります。クリミア戦争もありました。

 黒海がだめなら中央アジアからロシアが南下しようとすると、アフガニスタン、パキスタン、インドを支配するイギリスとぶつかって、ここでも南下できません。そうすると、シベリアを経て極東の満州、朝鮮から南下しようとすると、今度は日本とぶつかり合うと言うことになります。そこで日露戦争となったわけです。

 日露戦争は最終的にはロシアのバルチック艦隊を連合艦隊がワンサイドゲームで殲滅して勝利を得たのですが、永年ロシアとぶつかり合っていたトルコの人達にとってロシアに勝利した日本に対して、非常に好感をもってくれたというのが本当のところだと思います。

 今、トルコとロシアはロシア機の撃墜の事件で、プーチン大統領大激怒で話もできない状態にありますが、この問題が落ち着くまでにはかなり時間がかかるのではないかと思います。

 一方日本は北方領土の問題もこれありでプーチン大統領の訪日から解決の糸口を見つけたいところではあると思うのですが、アメリカとロシアの関係も経済制裁を行っているという微妙な状態の中で、日本だけがロシアと仲良くするように見えてしまうのもいかがなものかということもあり、日ロ関係もなかなか表だって動けないという状態で、日本にとっても対ロ外交は微妙なかじ取りが必要なようです。

 ということで、トルコに行って日本人だとわかると、トルコ人は非常に友好的という話もありますので、これからもトルコと日本の友好が長く続きますように。


介護職の給料は安いというけれど

2015-12-04 07:06:14 | 日記
 介護職の給料は安いです。私が学校卒業後から勤めていた会社を辞めた時の給料は35万円以上でしたが、介護職の給料は20万円ですから、15万円は下がることになります。前に勤務していた会社の給料も親会社の水準と比べればかなり低いのですが、これだけの開きがあります。

 私は勤めていた会社を辞めてから一般の企業に応募したことがないので、再就職すると自分がどの程度の給料をもらえるのか分かりませんが、自分自身に世間で通用するような特別なキャリアがあるわけでもないので、勤めていた会社ほどの給料がもらえることはないでしょうし、介護職の給料と同程度か、もしかするともっと安い給料しかもらえなかったかもしれません。

 そんな点からすると、ある程度年齢のいった者にとって20万円の給料をもらえる仕事というのはなかなかないのですが、介護職の求人は多いので、やる気さえあれば就職しやすいともいえます。ただし、これは中高年に言えるのであって若い人にとっては給料の面では全く魅力のあるものではありません。

 ただ、介護職の求人が多いといっても、私の経験からすると既存の施設での求人は即戦力を求めているようで、経験の少ない者はなかなか採用してくれません。新規開設の施設では、とにかくある程度の人数を集める必要があるので経験の少ないものでも採用される可能性は高くなります。

 私が採用された新規開設の施設では、かなりの人数を採用していました。最初に半月ほど研修があつたのですが、研修の間にもだんだんと研修を受ける人数が減っていくという状態でした。仕事が始まってからならわかるのですが、研修の間にも辞めていくというのはどういうことなのかなと思いました。

 ということで、キャリアがなくて一般の会社に採用されない人にとっては、やる気さえあれば20万円の収入がある介護の仕事はひとつの選択だと思います。


特別養護老人ホームを増やすというが

2015-12-03 07:30:47 | 日記
 政府は介護離職ゼロを目指すために、特別養護老人ホーム(特養)を増やすと言っています。特養の施設を作るには土地も取得しなければならないそうなのですが、首都圏では地価が高いので土地の取得は困難です。そのため土地を貸し付ける制度にするそうです。

 特養に入所待ちをしている人は多いので、特養を増やすというのは必要なことですが、介護の関係者からは特養を増やしても、都市部にしろ地方にしろ働く職員が集まらないどころか、今でさえ人手不足なので介護の職員の待遇改善の方が先だという意見がでているようです。

 私も介護施設に短い期間ですが働いた経験があるので、介護職員の待遇改善が第一だと思います。新聞折り込みの介護施設の求人をご覧になればわかりますが、月収は二十万円ぐらいです。これは大卒の初任給といっしょです。しかし、二十万円といっても月に4~5回夜勤をしたときの手当を含めたものなので、いわゆる基本給は低くなります。ですから、ボーナスや退職金など基本給がもとになるものも低くなるというわけです。

 政府も介護職員の待遇改善をしようとしているようですが、私が思うところでは月収をあと五万円はあげないといけないと思います。施設に勤める人材も給料の安さからか良い人材ばかりとはいえません。あと、男だと40歳を超えるとよほどのキャリアがないと再就職しても前と同じだけの給料を得ることは難しいので、キャリアのない人にとっては月収二十万円を得られる働き口は少ないので、その点で介護施設に勤務するという人はいるかと思います。

 それから介護施設での仕事はきつくて大変という印象が強いと思います。施設によって異なると思いますが、夜勤は夕方の四時から翌日の朝十時までで休憩二時間、二日分の十六時間勤務という感じですので確かにきついかもしれません。ただ夜勤明けの日は当然その後に勤務はあのませんし、だいたいその次の日が休みになっているので、一般の企業で長時間残業をするよりは楽な感じもします。

 それと、介護施設での勤務はシフト勤務になっていて、ひと月の勤務があらかじめ決まっているので時間外というものがありません。これは必要な職員がいる場合なので、もし足りないと夜勤が増えるとかシフトがきつくなるというのはあると思います。

 ついでに仕事の忙しさという点では、勤めた介護施設に入居している方々の介護度がどのていどかということでも変わってきます。自立度の高い方が多ければ、自分でトイレに行くこともできますからおむつ交換の必要もありません。しかし、介護度の高い方が多ければ、寝たきりの人も多いわけでおむつ交換の方が増えるということもあります。

 あと介護施設に勤めてみて感じたのは、その職場の雰囲気というか人間関係がどうかというところが長く勤められるか、すぐに辞めてしまうかということに影響すると思います。私もいじめみたいな目にあってすぐに辞めた施設もあります。職場に自分にとって嫌なタイプの人がいたりすると、他の施設に勤めようとすぐやめてしまうのが実情だと思います。

 ということで、介護離職ゼロができれば須原いことですが、はなかなか難しい課題だと思います。




「フーコン戦記」を読んでいます

2015-12-02 07:17:24 | 日記
 先ごろ読み終えた「龍陵会戦」の著者古山高麗雄の三部作の三番目の作品の「フーコン戦記」を読んでいるところです。「龍陵会戦」は著者がかかわった戦いであったので、物語は著者本人が私として語られていました。「フーコン戦記」は著者はかからわれてはいませんので、取材された方がモデルなのか著者の創作なのかはわかりませんが、一兵士の方が語られています。

 「フーコン戦記」で戦った菊第十八師団は「龍陵会戦」の龍五十六師団とは同じ九州北部出身者を中心とした部隊で、菊と龍は兄弟師団で日本一強い師団といわれた部隊です。

 フーコンの戦いは同じビルマの戦いの中では扱いが地味なのですが、悪病瘴癘の地で連合国軍の大軍を相手に粘り強く戦い、後退戦を続けて最後まで戦った部隊です。当時の師団長が田中新一で、彼は開戦当時の参謀本部の中心人物で軍務局長の武藤章とともに太平洋戦争の開戦を引っ張っていった人間です。

 ところが、東条首相とけんかしたためビルマの第十八師団長に飛ばされたのですが、そのおかげかいっしょに開戦を主導した武藤章はA級戦犯で死刑になったのに、同罪であるにもかかわらず戦犯にもならなかったという人間です。人間の運命はわからないものです。

 陸大出の中には師団長としては無能な人間も多々いたようですが、田中新一は苦しい戦いの中で部隊が大変な損害をこうむったにもかかわらず、師団を崩壊させることなく戦いぬいたという意味ではなかなかの師団長だったともいえると思います。

 まだ読み始めて三分の一ぐらいですが、「フーコン戦記」も前作同様、下級兵士が生き残って戦後にフーコンでの戦いを思い起こすような感じで話がすすんでいます。前作は著者の強い感情が感じられましたが、この作品ではオブラートに包まれたような感じですが、大きな被害を受けた部隊で生き残った者として戦争に対する意識が感じられる作品になっています。

 前にも書きましたがビルマの戦いは裏庭での戦いで、インパール作戦以外あまり取り上げられませんが、著者の三部作以外にもアキャブの戦いやイラワジ河会戦など地獄のような戦いが繰り広げられた地域でしたので、日本軍を考えるうえでももっと知られるべき戦場だと思います。

 余談になりますが、当時のビルマは今のミャンマーで、スーチーさんが率いる政党が選挙で過半数を確保して政権交代することになりましたが、スーチーさんが大統領以上の存在になって支配するみたいなことを言っているようで、なんとなくスーチーさんに不安を感じてしまっているところです。