空き家問題

　最近、空き家の問題がネットの記事でもとりあげられています。地方から首都圏などに就職のために出てきて、家庭を持ち定住してしまうと、地方にある実家は両親だけが住むこととなり、年齢に従って亡くなると家が空き家となってしまう。その空き家をどうするかが問題になってくるということです。

　私の母がたの祖父祖母も同様な状態になりました。家があったところは有名なお寺の真ん前という場所で、年に一回のだるま市には多くので店が出るというところでした。そんなところの中心地に空き家のままおいておくわけにもいかないということで、更地にしてお寺の駐車場に貸している形になっています。

　まだ利用価値のある土地なので良いのですが、不動産屋が引き取りたくもないという土地だと処分したくてもできないという困った状態になってしまいます。これからますます地方の空き家の問題は深刻になってくるのではないかと思います。

　引き取り手がないのに固定資産税の税金だけかかるなんていうと馬鹿らしいのですが、売れないのではどうしようもないということになりかねません。まだ親が生きているうちに土地や家屋をどう処理するか考えておく必要があるようです。