29日(月),6校時に多目的室でキャリヤ集会をしました。
今年は絵本作家の仁科幸子さんを講師としてお招きしてお話をしていただきました。
仁科さんは大月市在住で大月市立図書館の館長を務めています。
大月市生まれながらも東電に勤務していた父の転勤により3才の時に山梨を離れたこと。
新潟県や福島県のダムのある山の中で生活していたこと。
小学生の時は野山をかけめぐるおてんば娘だったこと。
その反面,世界文学全集を読みふける文学少女でもあったこと。
会津若松市の小学校で絵の得意な先生との出会いが絵の道に進むきっかけになったこと。
そして,その夢を実現するためにいっぱい努力したことなどなど。
どうして絵本作家になろうと思ったのか。
絵本作家になるためにどんな努力をしたのか。
いまのことこれからのこと。
仕事と生き方に関わるたくさんのことを聞かせていただきました。
「小学生はどんな世界へも羽ばたける翼を持っている」
自分の力に気づき,自分の好きな世界を見つけようとみんなによびかけました。
自分の力を伸ばすためには,人並み以上の努力が必要であることも教えていただきました。
今日のお話を聞き,自分の将来を描くときの参考にして欲しいと思いました。
※おまけ
子どもたちが帰った後,先生たちは心肺蘇生法を学びました。
講師を務めていただいたのは,大月消防署の消防士さんたちです。
説明を受け後,大人と子どものダミー人形を使っての実習もしました。
助ける相手が大人と子どもでは胸骨圧迫(心臓マッサージ)のやり方が違うのを確認しました。
AED(自動体外式除細動器)のしくみと使い方についても教わりました。
万が一のために備えての練習でした。
言うまでもなく心肺蘇生法など必要とするような状況にならないことが一番です。
未然防止のため,学校では細かな児童観察と施設設備の安全管理に努めます。
ご家庭でも,子どもたちの健康管理と安全指導をよろしくお願いします。