なんとかしてきてなんとかなった

つれづれなるままに、つぅつぅれろれろ

AIジョー

2020-01-21 22:57:55 | 日記
ダジャレですまん。

エースのジョーが亡くなった。
日活アクション全盛時代は自分の生まれる前だけど、また昭和が遠くなったなぁ。

いや、話題のAIで復活なんてしないだろうけどさ、昨日、山下達郎がAI美空を「冒涜だ」って言ってた記事を読んだので、件の動画を見てきた。うん、こりゃ、なんだかねぇ。
一般に人格って事を考えると、美空ひばりの人格がそこにあるの?って単純な疑問が湧いて出るわけで、彼女が生きた年数と経験と記憶が美空ひばりを作ってるわけで、どれくらいのデータを詰め込んでるのか知らないけど、人生そのもののまがい物以上ではありえない。
これが全く新たに生み出される人格ならば、そのAIの固有する人格なのだろうけど、故人とかにくっつけちゃ違和感しか起きないし、生命自体への冒涜と感じてもおかしくない。

まぁ、それは置いとくとしても、結構出来が悪い気がしたんだけど、どうなの?
ファンはあれでOKなの?
もしもあのレベルでジョン・レノンが新曲だしたら、おれはカンカンに怒るぞ。
故人が言いそうな事を故人の声に似せていれば、ある程度は納得もしようけど、それはどこまでいってもデータの集積でしかない訳で、集積された経験とか思考とか志向とかのデータからプラスアルファの異物が紛れこんでて、それが人間なんだからデータの範囲内で遊んでるうちはAIに芸術関係は無理だと感じるわけですよ。

てか、最近なんでもAIって言ってるけど、ちゃんとした研究に失礼なんとちゃうんって思うこと多々。マイナスイオンとかファジーとか遠赤外線とかなんかそんな立ち位置まできちゃってる。
日本語で言うと「人工知能」なわけで、ビックデータを扱うだけでAIって言ってるんじゃね?っていつも思うのだけど、本当は推論したり学習したりと片手間では書ききれないくらい多岐にわたってる研究で、おためごかしで故人をビジュアライズさせるのは別段AIあってからこそというわけでも何でもない。

あれはとてもありがたがるもんじゃない。

ちなみの子供の頃、GIジョーの人形は買って貰えなかった。



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