なんとかしてきてなんとかなった

つれづれなるままに、つぅつぅれろれろ

紙の本

2020-01-05 21:52:19 | 日記
世間的には正月休みも今日までなんだろうけど、今年に入ってから今日で二日目の休日なボクチンには明日は普通の明日。
まぁ、正月進行の末日だから、残業がもれなくついてくる嫌なのには変わりがない。

年末年始に休みがないから、家族とどこかに行くってこともない。それはそれで、どこに行っても人だかりだから望むところなのだけど、子供が不得手の英語をなんとかしたいから本屋に連れてけと。

田舎とはいえ全く本屋がない訳じゃないけど、あらかたアマゾンさんあたりに駆逐されてて、しかも参考書関係の在庫にはかなり不安のところばかり。仕方がないので福岡市まで出かけることに。
正直なところグダグダしたいのはやまやまなのだが、家族サービスを全くしないのも少しばかりの呵責が癪だから、片道1時間強の車の運転だ。

自分自身本当に久しぶりの本屋さんで、まじまじと眺める。
おもえば20年位前までは(まだアマゾンが本当のネット書店を始めた頃)週に二三度は本屋で物色してたのだけど、今じゃ近所の本屋が減り、ネット通販と電子本ばかりになってしまってる。

それにしても、本屋に行って一番に感じるのが、情報過多ってことだ。
情報は無いよりもあったほうが断然良いのだけど、玉石混淆ってこのことだなぁといつも思う。そして、本当に必要な情報にたどり着くにはどうしたら良いのだろう、と頭を抱える。
まぁ、いつもなんの気無しに手にとって、というのを繰り返してるわけだけど、それが玉なのか石なのか、ある程度読み進めないとわからないかもしれないっていつも疑り深い。まぁ、失敗したことはいくつもあるわけだけど。

まして中年すぎてゴールが見えてきた人生だけに、さほど時間は残されてないし、取捨択一する時間はあるのか?などとも思う。
まして、40を超えて老眼の坂を転げ落ちるようになってきたら、これが段々と紙に書かれた文字を追っていくのが辛くなる。
そのうち紙の本に書かれてる文字が見えなくなるんじゃないだろうか、と本気で心配した。特に文庫本。

今のところは、少々根気が必要だけど、なんとか数十ページくらいなら一気に読めるけど、疲れてくると文字を追うだけでイッパイイッパイで内容が頭に入ってこない。これは頭の問題かもしれないけど。

行ったところは結構なお客さんがいて、そこそこ繁盛はしてるみたいだけど、内実はどうなんだろう。なんだか似たようなタイトルの小説ばかりが並んでる気もするし、表紙絵も若者向けなデザインばかりが目だつ(文庫本ばかり見てるんだけど)しかも、本屋の一角に古本まで扱ってた。

なるだけ古本は買わないようにと、子供にも言ってる。新品を買わないと作者までお金が届かないから。お試しくらいなら良いけど、気に入ったのなら出来る限り新品で買いなさいと。

うちの家訓は本は新品購入、そして本を踏まない。

親父の代から言われてた。まぁ、昔はブックオフもなかったんだけどね。
そんな親父は晩年、幸○の科学に入信して、イタコ本を大量買するわけだけど。



あまり意味はないけど。

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