なんとかしてきてなんとかなった

つれづれなるままに、つぅつぅれろれろ

仕事、仕事仕事

2020-01-04 22:28:46 | 日記



ジャケットのむさ苦しさも含めて名曲だ。

それはともかく、今日もきょうとて仕事三昧。けっこう年寄りなのに、若い頃以上に働いてる。給与はそこそこあがってはいるけど、ここ10年以上は横ばい的なかんじ。

いや、横ばいでも良いのだけど、仕事量もヨコバイなら文句もない。コストカットだとか効率でんでんとか言ってどんどこ仕事を増やしていく経営陣、足らぬ足らぬは工夫が足らぬ、と言わんばかりで、欲しがりません勝つまでは、と精神論が真っ先にき出したのが10年以上前だ。もぉ、馬鹿なのね、と聞き流してきたらこんな隅っこまでしわ寄せがやってくる。

そう、新春慢談してた経済界のトップ三人のインタビューを見て、ああ、この人たちは生粋の「嘘つき」か完全な無能経営者のどちらかだろう、と日本の行く先には不安しか感じられない訳で、いちように「生産性向上」って言ってるんだけど、本当の意味での生産性って言ってるのか本当に疑問。生産性=コストカットって短絡的にしか考えてこなかった30年なんだから、生産性を高めるっていって労働者の給与とかスキルとか真っ先にカットして、どうもこうもにっちもさっちもいかなくなってきたわけじゃん。まして、その上「付加価値」をどうやってつけるのかねぇ。付加価値どころか基本価値すら怪しいメイドインジャパンになってるってのに。

まぁ、基本的に資本主義は格差が広がっていくのが当たり前で、格差が多少あったとしても断絶してなければまだ救いようもあるけど、あまりの格差は上流と下流との断裂が深くなり、自由主義のエッセンスである競争はそれぞれの階級でしか行われなくなり、競争自体がミニマムになりすぎて社会全体の向上には繋がらない。総中流だった(と思い込んでた)かつての日本の強さはそこにあると思う。

グローバリズムがダメだとは言い切れないが、日本経済という泥船の船頭がいまのままじゃ早晩轟沈するわ。

で、これは企業のトップの責任というわけでもない。もともとそういうものが資本主義だし、企業は株主が第一なのは当然で、大株主に弓を引くことなんてできるわけはない。これは仕方がないと理解しなきゃだめだ。
そこで出てくるはずなのが「政治」なわけで、この30年間鳴かず飛ばずで経済界の言いなりでたぶん個人的な懐具合ばかりに興味が行ってた政府官僚組織、それを御するはずの政府が「うんこ」だったわけで、一緒に尻馬に乗ってる体たらくが、この斜陽感たっぷりな日本経済と相成りましたってな具合だね。

少なくとも、今一番に政府が行わなければならないことは「格差の縮小」だ。上流階級のバカがいくら集まって、総数数十倍の下流社会に出てくる天才を蔑ろにしてちゃ発展なんかしやしない。

ちょっとニュアンスが違うけど「唯才是挙」をきちんと出来ないシステムは枯れていくだけだと思う。



うん、なんかしらんけど読み直さずに書き散らかしてしまったわい。

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