
昨夜10時30分に竹芝桟橋を出航したさるびあ丸は、朝5時に三宅島錆ケ港に着きました。
実は今回の旅を計画したのは1週間前、天気図を見ていたら梅雨時にありながら
太平洋がしばらく安定した晴天域に入ると見て取れました。
旅程は3日間
ここまで天気が安定してるならば「青ヶ島」に行こうと気合が入ってきました。
まず青ヶ島の宿を取りました。
しかし宿の方から晴れてても青ヶ島の天気は湿気が多く
毎日 ガスガス
それに船が出ない確率も50%あるので
帰りのヘリコプターを予約しておくといいとアドバイスをもらう
ヘリコプターの予約は常に満席
行きのフェリーに乗れても帰りのフェリーが出ないと
島に缶詰状態になってしまう。
究極の選択をしなければなりませんでした。
旅の前日になって風予報を見てるとギリギリフェリーが出るかどうかの風速予報
結果 青ヶ島は諦めて大型船で帰港する「三宅島」と「八丈島」の2島に決定
行きは深夜便のフェリー利用
最終日は羽田まで八丈島からフライトする計画に変更したのでした。
三宅島は1983年に大噴火してます。
子供ながらに新聞記事のスクラップをしてた「三宅島大噴火」の記事が今でもあります。
私のイメージは噴火によって長い間島民が住めなくなっていたことしかありませんでした。
それと山登りは禁止されていたな でした。
島で知ったのですが2000年にも大噴火があって島民は4年もの間、島から避難されていたとのこと

朝5時ですが、宿の方が迎えにきてくれて宿まで送迎
宿で仮眠も出来るようですが、時間を有効に使いたいので
宿のレンタカーを借りてそのままドライブ開始

宿には岩百合が元気よく咲いています

三宅島に来る計画ではなかったので事前の調べは皆無
ビジターセンターで情報収集し観光開始
どうやら渡り鳥の聖地のようです

宿の方に、まずは大路池(たいろいけ)に行ってみてと勧められました。
聞いたことのない鳥のさえずりの大合唱
それがとても澄んだ音で森中に響き渡っていました。

噴火の災害にも耐えた森の巨人が三宅島に多く行きのっこっています 椎の巨木

大路池パノラマ

雲が割れてきた
御蔵島

玉砂利の海岸が延々と伸びます

伊豆岬には、岩百合

徐々に晴れ間が広がってきました

七島展望台には3度
車で上がりました。
ここから三宅島の全容が見られます


9時に開館のアカコッコ館に入館(200円)

センターの指導員さんがぴったりついてレクチャーしてくれます。
彼は見た感じ25歳くらいの男の子
聞くと、日本野鳥の会に所属していて4月は派遣されているとのことでした。
彼から三宅島の歴史や自然についてたくさん教わりました。
約1時間ですが、たくさん話が出来て三宅島の形が私の中に出来てきました。

館を出ると鳥の撮影を目的に来島された方が一人撮影中でした。
まだまだ三宅島のしま旅は続きます。