tontonjyoのブログ

yahooから引っ越して来ました。思ったことを適当に書いています

普天間問題・・・公約

2010-11-05 03:19:49 | 日記



いや、それも違うなぁ・・・。知事候補者ですか、公約を掲げますよね。公約を掲げた以上は実現しなければならないでしょう。最近で言うなら、民主党、マニフェストの実現が絶望的になった時、国民はがっかりしましたよね。一般市民は大方、理念の部分で判断するじゃないですか。候補者の放つ主張の端に希望を見出している。

批判なんて誰だってできるんです。政治家に求められるのは、どうすれば良くなるか具体的に示すことでしょう。選挙に挑む前から「〇〇と〇〇をやるから確実に公約が実現できる。」と言うことを具体的に主張しなければならないですよね。それをやらないなら単なる運動家と変わりはない。

公約の実現が絶望的になっても「米政府や日本政府が悪い。」と敵に仕立て上げれば、沖縄の反対派県民や外的な支持者から同情を得て非難されないと言うこともあるかもしれないが、公約の不達成を第三者的に見れば詐欺にも等しいと言うことになるでしょう。民主党を当て嵌めて考えてみれば解る。


優先順位から言えば、普天間・宜野湾市民の危険を除去することが最重要ですよね。その他はそれ以下、辺野古移設の否定は優先順位として低いでしょう。「普天間基地を返還させます。辺野古に代替施設は作らせません。」と同列に並べる、それは良いんですよ。両方が確実に実現できると言う揺るがない自信があるなら。

でも、もし「普天間基地が実質的に固定化される可能性を完全否定はできない。」と言うことを少しでも認識しているなら、有権者に伝えるべきですよ。リスクを示さないなら、それは支持者を騙しているに等しいですよね。基本的に「米軍が居座り普天間基地の危険を長期的に除去できず事故など起きる可能性はあります。それでも辺野古移設はさせません。」と言うのが本当でしょう。

まぁ、何か絶対的に達成できる方法を握っているのかもしれないからね。その場合は俺の主張は的外れです。また全くの天然と言うこともあるだろうから、その場合は必ずしも否定はできないでしょうけどね・・・。ただ政治家が正直にならない限り日本は絶対に良くなりません。

勘違いしちゃ駄目ですよ。アメリカは中国と同じ他国なんです。自らの国益や安全保証が脅かされるなら武力を含めあらゆる手段を講じますよ。日本は米国の国益や安全保証を脅かさず、また国益や安全保証に必要な存在だから「友人だ。」とか言っているだけです。

良いことばっかり並べれば、国民はそこから希望を見出すのが当たり前。でも、そう言うのは大抵頓挫するでしょう。「普天間基地の実質的な固定化の可能性。」多分、これは完全否定できるものではないと思います。アメリカは中国に負けず劣らず強かでしょう。必要だと思うなら、あらゆる手段を講じてくる。リスクを示して選択させることの方が絶対的に重要でしょうね。