日本共産党千代田地区副委員長 冨田なおき

衆院東京1区で3度出馬。17年総選挙は政策協定結び比例で立候補。22年参院選に比例代表から立候補を決意しました。

医療従事者を五輪に動員するなら大阪を助けよ

2021-05-12 18:15:32 | 震災、原発、災害、募金



昨日は四ツ谷駅前で木村正明区議と、けさは専大前交差点と九段下で飯島和子区議と宣伝。前回の同じ場所と比べ、学生がやや減った感じがしました。

地域で話したお店の方は、「娘が元看護士だけど子育てで復帰できない」。冷静に話されましたが、この方も孫育てに追われています。首相の「休まれている方もたくさんいると聞いている」「(五輪への看護師500人確保は)可能」発言への痛烈な反論です。

これに関連して、さきほど届いた「しんぶん赤旗」日曜版5月16日号には、ジャーナリストの青木理(おさむ)さんが登場しています。「肝心のワクチン接種をはじめ、今後も全国津々浦々で医療資源の投入が必要なのは明白」「政府は五輪に向け看護師500人、スポーツドクター200人を出せという。参加選手やコーチらには毎日検査をやるという。数万人に毎日検査できるなら、なぜいままで国民にはやらなったのか。政府はばかげた態度をあらため、新型コロナウイルス対応に死力を尽くし、五輪開催の断念をIOCに伝えるべき」と指摘しています。
さらに、「『コロナ対応と五輪』の関係を見ると、この国の政治のゆがみや劣化が浮かび上が」るとして、「首相はひたすら自粛と我慢を強いるだけ。医療体制の拡充はすべてその場しのぎの空約束。何があろうと『五輪開催』に突き進む。しかも下村博文政調会長は「コロナを、ピンチをチャンスとしてとらえるべきだ」と言い放」ったと指摘。
「政治がなすべきことをなさず、医療にもアクセスできないまま命を落とす人が続出しているというのに、これは改憲へのチャンスだと言い放つ無神経。国民の命と財産を守るのが政治の役割とうそぶきつつ、それを口実にやりたいことをやろうとしているだけではありませんか」と、テレビでは遠慮せざるを得ない、痛烈な批判が炸裂しています。

また、同号では、全号に続き、幼稚園から高校まで都内81万人の子どもたちを五輪観戦に動員する計画について報道。この10日と11日、都は都内の教員770人(!)を3回に分けて集め、観戦の「下見」を事実上の強制で行ったことを報じています。教員の感染の危険とともに、ワクチン未接種の数十万の子どもを感染の危険にさらして平気なのか。これも正気の沙汰ではありません。

なお、水曜のうちに「しんぶん赤旗」日曜版が届くのは、オフィスの比率の高い都心のいくつかの地区委員会だけです。お近くの党事務所にお買い求めになる方は、明日の木曜以降にお願いいたします。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2021年5月2日・開催国政府と... | トップ | 冨田なおきのつながる通信(... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

震災、原発、災害、募金」カテゴリの最新記事