日本共産党千代田地区副委員長 冨田なおき

衆院東京1区で3度出馬。17年総選挙は政策協定結び比例で立候補。22年参院選に比例代表から立候補を決意しました。

保育園最後の登園でした

2013-03-29 23:41:29 | 家族・子育て



今日の昼休み、神保町交差点での宣伝です。

小選挙区制を廃止して現在の比例11ブロックに割り振れば一票の格差が1.03倍にまで縮小すること、

日本共産党は都民と力を合わせ、認証保育所一本やりだった都政を動かし、
認可保育園を都内で17500人分増やさせ、都議選の公約を守ったこと、

千代田区立神田保育園の仮園舎を本園舎に移転後も取り壊さず区民のために活用すること、

TPP交渉について、日本政府は中身は交渉中もそのあとも国民に明らかにするつもりがないことが、
昨日の宮本たけし議員の質問で改めて明らかになったことなどを訴えました。

いつになく視線を合わせたり、さりげなく激励してくださる方が多かったように思います。

午後は共産党の神田支部と牛尾こうじろうさんと、地域を訪問しました。
昨日お茶の水・外神田支部と回ったときもそうでしたが、お店の景気は全然。
働く人の賃上げに、やはり共感が強いです。

認可保育園を増やすことについても、子育て中でない方も「お隣生まれたばかり」「まだ地域に子どもが増えそうな感じ」など必要だという声をいくつかいただきました。

「選挙は大変だけど、お宅の党は日ごろの活動があるから消えない。期待してます」とある老舗のご主人から激励いただき、元気回復です。

今日は、息子がお世話になってきた区立保育園最後の日でもありました。

担任の先生一人ひとりが、帰宅するクラスの子に、心のこもった声をかけ、ハグしてくれました。
私はカメラをポケットに入れていましたが、じーんとすると、カメラの存在が頭から消えていました。

我が家は幸せなことに、約6年半にわたって、同じ保育園にお世話になることができました。
一人一人の育ちを大事にした、園と先生、職員の方々、周りのお母さんお父さん、地域の方々もに、
親子ともに育てていただいたことは、一生の財産だと思っています。

また、今日ごあいさつできた先生の中に、
担任ではなかったけれど、一歳児クラスの頃から園でお世話になってきたある先生がいました。
「最初は私はバイトで…」とおっしゃっていました。
話しているときは気づかなかったのですが、この先生は現在非常勤で、
今年度で異動ではなく退職と張り紙に書いてありました。やさしい先生なのに、残念でなりません。

同じように子どもを見てくださっていて、正規同様に責任ある立場も任されながら、
雇用は不安定。正規の採用がもっと増えないと!とあらためて思い知らされた思いです。



今日持ち帰った、保育園で作った人形などです。
帰宅後めずらしく、自作絵や折り紙などを、「見てみて」と誇らしげでした。



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区立神田保育園仮園舎の活用の陳情が出ています

2013-03-26 17:13:38 | 千代田区政

先週千代田区議会に提出された区民からの陳情が、
昨日の千代田区議会企画総務委員会で取り上げられ、
却下はされず、継続になったようです。

内容は、千代田区立神田保育園が現在利用している仮園舎の今後についてです。

なぜ「仮」園舎かというと、
最近まで工事していた、神田淡路町の再開発エリアのなかに、前の園舎が建っていたからです。
(千代田区も再開発組合の一員です)

仮園舎は、神田郵便局の隣に位置し、
JR中央線と総武線が目の前に走っています。
そのため、当時、父母の会が意見を上げ、
仮園舎ではあっても、騒音と振動には最大の配慮を求めました。

私も、建設前、福山和夫区議(当時)と一緒に現地で騒音測定を行い、
福山さんを通じて、「一般的な2重サッシだけでは不十分。万全の対策を」と区に意見を伝えました。

その結果、仮園舎としては画期的に、コンクリート本建築でつくられた、
頑丈な園舎ができ、2009年途中から3年余り、保育園として利用されてきました。

この園舎(建物)は、性格としては再開発組合の持ち物であり、
契約では区は取り壊して更地にすることになっています。

一方、日本共産党東京都議団が明らかにしたように、
2013年度、認可保育園に申し込みながら入れない子ども
(国や行政の言う「待機児童」数よりはもちろん大幅に多くなります)が、
3月19日時点で都内に約24000人。

千代田区でも116人にのぼります。

この間、区は「神田地域では保育園は(選ばなければ)足りている」という見解のようです。

今回出された陳情は、神田保育園が新園舎に移った後も、
仮園舎を今後も認可保育園として活用することを求めています。

また、先日の環境文教委員会、昨日の企画総務委員会でも、
木村正明議員(日本共産党)が区民に意見を聞くことや、再開発組合に対して期限を伸ばす相談をするよう求めたをはじめ、
複数の区議が「(壊すのは)もったいない」「地元の町会などはこの流れを知っているのか」という議論がされ始めています。

千代田区には、「区のお金を使わずさっさと組合のお金で解体してしまう」ことよりも、

認可保育園として活用するか、高齢者や青少年など、ほかの用途での活用を含め、
住民に情報を広く知らせ、今後の活用について意見をしっかり聞き、生かす立場で行動することを強く望みたいと思います。

私も引き続き周りに知らせ、力を合わせていきたいと思います。


18日に区議会に提出された陳情書の文章を貼り付けました。



千代田区議会議長 小林 やすお様                      2013年3月18日
 
           
                             新日本婦人の会千代田子育てネット
                                        冨田 僚子
                                     (住所、連絡先略)
神田保育園の移転に伴う仮園舎の再利用についての陳情

日頃から区政にご尽力いただきありがとうございます。
神田保育園は「淡路町二丁目再開発事業」により移転し、現在、仮園舎で保育が行われていますが、
今年5月には新園舎への引越が予定されています。この仮園舎は再開発組合が区から土地を無償で
借り、父母や保育士の先生方等の要望を入れて、狭いながらも園庭があり、JRの騒音対策として
二重窓やシックハウス対応の建材を使用するなど、
保育所にふさわしい建物として数億円をかけて造っていただきましたが、
「新園舎に移転後は更地にして区に返す」という約束になっているとのことです。
いま、各地で保育所に入所できない「待機児童」が大きな問題になっており、「『待機児童ゼロ』の
千代田区でも待機児童が……」と報じられています。杉並区や足立区・大田区などではたくさんの親たちが、
「保育士の配置や施設の広さが児童福祉法で定められた基準を満たしている認可保育所への入所」を求めて、
区に異議申し立てを行ったと伝えられています。
千代田区でも、認可保育園入所希望者の少なくない部分は、認可保育所に入れず、ビルの一室の認証保育所
等への入所を余儀なくされており、「子どもの発達にふさわしい保育施設や保育士の配置など、
保育の質が担保された認可保育所への入所」は、乳幼児をもつ働く親たちの切実な願いです。
こうしたとき、3年余しか使用しておらず、そのまま十分使える仮園舎を壊してしまうのは、
あまりにももったいないのではないでしょうか。施設の改修費用も不要で、すぐに活用できるのですから、
ぜひ、認可保育所として再活用してほしいと願っています。
自営業を含め、共働き家庭が増えた現在、財政力があり、子どもの数が少ない千代田区は、
親たちの強い希望に応えて、安心して預けられる認可保育所を拡充することが必要であり、可能であると思います。
下記事項を陳情いたします。
                    記

1.神田保育園仮園舎の移転後の具体的な利用計画がないまま、仮園舎の取り壊しを行わないでください。
2.多額のお金をかけて建築され、まだ十分使える神田保育園の仮園舎を、
  認可保育所として再活用してください(「神田保育園の分園」として定数増をするなども含め、その運営のあり方は検討してください)。
                                                           以上



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待機児解消・認可保育園増設へ都議会で重要な答弁!

2013-03-14 17:32:48 | 家族・子育て

昨日ツイッターでお知らせしましたが、

あまりに深刻な東京の保育園の待機児解消にむけ、
昨夜の東京都議会・予算特別委員会で大事なやり取りがありました。

大山とも子都議の質問です。
都が持っている都有地で、保育園に活用できる広さのところが123か所あることを示し、

都の財務局長は、一般論と断りながら、
地元区市町村の意向を確認し、売却や貸し付けを検討すると答弁。

福祉保健局長も、「未利用の都有地については、これからも積極的に活用していきたい」と答弁しました。

声を上げて、自治体を動かし、都有地を活用させましょう

なお、私は午後8時25分開始予定の質問に数分遅れたこと、
傍聴券をもらうことができず、リアルタイムのモニターで視聴したことを最初にお断りします。

とにかく保育園を望む父母の圧倒的多く(すなわち子ども)は、
東京都が鳴り物入りですすめてきた認証保育所よりも、認可保育園を希望しているのです。

共産党都議団の調査では、
4月に認可保育園に入れない子どもは22000人を超え、
区部では申し込んだ4割以上が入れないのが実態です。

杉並区では、こんな感じ。
千代田区でも、最近まで「待機児ゼロ」を自慢していましたが、
国の「待機児」の定義が変わったので、

希望した保育園に入れなくても、ほかの認証や保育ママなどをひとまず利用していれば、待機児にはカウントされません。

都知事は、「東京は土地が高い、土地がない」と言いますが、これまでの都民の声と共産党都議団の論戦を無視できず、
都はこの3年間で、認可保育園を150か所、17500人分増やしました。

4年前、共産党都議団、候補者の公約は「15000人分増やす」ことでしたから、
都政を動かし、公約を守ったということです(^^)


区市町村の9割も、認可保育園を増やすことをを検討。

知事は「年度途中でゼロ歳児を受け入れている割合は認可園よりも認証のほうが高い」
「認可=国の基準は杓子定規だから、年度途中でゼロ歳児を受け入れられない」
などと言いました。

でも、認可園は施設面で可能なところはとっくにゼロ歳児を受け入れています
(わが子も区立(認可)園でゼロ歳からお世話になっています)が、
施設が足りず、いっぱいだから、そうなるだけの話。

大山都議が、全国社会福祉協議会の資料を基に、
保育所1人当たりの面積基準の国際比較
(日本は2歳児でストックホルム市の約4分の1、
パリ市の半分以下、
ニューヨーク州やカリフォルニア州の3分の2以下。
3歳児以上でも同様の結果です)を示すと、

知事はまともにこたえられず、
「都会と地方を比べても意味がない」

大山さんから「都市も含めた比較です」と返されると、

「日本の都市は大人の住宅も狭いんだ。中国や韓国の住宅は日本より広いんだ」
と、逆切れしかできませんでした。この知事の大人げない発言に終始した部分は、
今日の日刊「しんぶん赤旗」にも載っていません。

知事はこの日の答弁ではさすがに
「認可園も認証もとちらもふやす」といういい方です。
これまでの都政が認可園に背を向け、
民間企業の参入のハードルが低い「認証」一本やりできたことが間違いだったとは言いません。

しかしそれが待機児解消につながらず破たんした今、
石原知事のもとでも認可保育園を増やさせてきた都民の運動と共産党都議団の論戦の積み重ねが、

都当局の前向きな答弁を引出したと思います。



質問の後、大山さんと、新宿区から傍聴に見えたみなさんと一緒に短時間懇談しました。

参加した方からは、
「他党の都議の質問も聞いたけど具体的でないから、答弁もよくわからないね」

「傍聴券を返さないで帰っちゃう人もいるから、空席が目立つのに傍聴席に入れない。
庁舎の入り口に目立つように『議会開会中』と張り出してわかりやすく誘導する表示を作るなど、積極的に傍聴させようとすべき」
などの感想も出ました。
そうなんです!都議会はこの機械的な対応を改めていただきたいものです。






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被災地ボランティア報告(その2)

2013-03-11 20:27:49 | 震災、原発、災害、募金

今日で大震災からまる2年。

昨日参加した行動のことも書きたいのですが、
その前に、
途中だった2月末のボランティアの報告の続きを書きます。

石巻市、河南地区の押切沼仮設住宅(124戸)に地元の軽トラックと我々の車で伺い、
あらかじめ港地区からのボランティアや地元スタッフの方々が各戸分仕分けしてくれていた、
米、じゃがいも、玉ねぎ、タオルなどを、
一軒ずつ声をかけながらお届けしました。

玄関先に出てきてくれるのは、年配の方も多いですが、若い方もけっこう

「いつもがんばってくれているのは共産党だ」との言葉を下さった方も。

お届けの後、団地の集会所でバザー(衣類や日用品)も行うことができました。

会場に見えていた住民の方の中には、「仮設からも出たいけど、(復興住宅に入れたら)今度は家賃払わなきゃなんない。収入はない。どっちがいいんだか」という方もおられました。



午後はセンターに戻り、次のボランティアに届けてもらうためのコメの仕分け作業。
全国から集まった現金で、地元の農作物を買い、お届け物資にしているとのことでした。

1世帯にお渡しする2キロずつ量り、袋に移していきます。

30キロある大きな袋を持ち上げて開けるときは、若い学生の力が頼もしい!



この日の作業を終えた後、
市内の様子をセンターの方が案内してくれました。日和山から、被害のすさまじさを見ます。

おととしのような生々しい臭いなどはありません。
しかし、更地の多くは、今後建物を再建することもできないところだと聞きました。

この広大な更地には多くの住宅やお店、さまざまな営みがあったはず。
そこにいたはずのたくさんの人。一人ひとりに生身の人生があります。

「復興」などと一言ではとてもじゃないがくくれない、
先の長さと事態の深刻さを思い知らされました。



門脇(かどのわき)小学校付近から石巻市立病院跡だけが見えます。



真ん中の錆びた柱は、
「津波はここまできた」ではなく、さらに上を見よということです。
左の柱の上には、「6.9M」と書いてありました。
なお、真ん中の柱は津波でもちこたえたのではなく、流されたものをここに再び建てたようです。



更地や廃墟のなかで唯一生きた姿を見せていたのは、
石巻ではほかの1社とともにいち早く税金を投入され、再開している、
日本製紙の巨大な工場でした。


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被災地ボランティア報告(その1)

2013-03-06 16:02:37 | 震災、原発、災害、募金

草吹天明さん、原のり子さん、大変遅くなりましたがコメントありがとうございました!
今後ともどうぞよろしくお願いします。



遅まきながら、
2月25~27日に、日本共産党千代田地区委員会が行った被災地ボランティア
(正確な回数が恥ずかしながらわからないのですが、千代田地区からは20回近くになります)
の責任者として、宮城県に行ってきました。

今回は大学生、この春から大学生になる青年、小学生と中学生のお子さんがいる主婦、30代の社会人と、私の5人が参加しました。

まずは石巻市にある共産党東部地区の震災・救援対策センターへ。
様子の概要を伺いました。
このセンターの守備範囲は石巻市、東松島町、南三陸町、女川町。震災であわや大惨事だった女川原発を抱える地域です。



仮設住宅は石巻市だけで134か所にもなり、



南三陸町や東松島町などでは、
まだ大規模な仮設や交通の便が悪いところなど、
党のボランティアがまだ足を踏み入れられていないところも残されていることを聞きました。

復興(公営)住宅は石巻市内で必要7000戸に対して、
予定が立っているのは4000戸、
できたのは1箇所だけだそうです。

折しもこの時期の2月25日付朝日新聞など各紙で報道されたように、
復興住宅のめどがたたないので、
現在3年間となっている、
仮設住宅の入居期限を4年に1年延長する国の方針が出ました。


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