26日に、5月24日の記事と25日の記事で紹介した布留川由美子さんの裁判の傍聴のため、東京地方裁判所に行きました。
布留川さんの裁判を傍聴したのは初めてでした。私にとっては、布留川さんは「しんぶん赤旗」出張所員時代からのおつきあいです。お世話になっている布留川さんが勇気を出して立ち上がっているならばと、及ばずながら支援する会の一員に加わっています。
しかし、始まって10分かそこら、今後の日程と段取りの確認をして、裁判そのものは終わり。拍子抜けでした。
終了後、支援の皆さんとお茶しながら交流しました。布留川さんが住む港区から以外にも、山梨や千葉などからも、生保の仲間の方々などがかけつけていました。布留川さんのお人柄が、支援する輪を広げているのを感じました。
布留川さんと支援の皆さんは、書類作成や宣伝物づくりに大忙しです。ご支援いただける方は、ぜひお力をお貸しください。
午後は、東京生存権裁判の判決が出ました。中に入れない支援の皆さんが300人以上つめかけました!
(5月29日の私のブログ記事もご覧下さい)勝訴の知らせを一同待ちわびていましたが、残念ながら敗訴。まったく不当な判決でした。しかし、原告団長の横井邦雄さん(新宿区在住)は、記者会見の後、麹町の報告集会の会場まで駆けつけ、「死ぬまでたたかうよ」と気丈な姿を私たちに示してくれました。(当日、翌日のTV、新聞でも横井さんの姿が報道されました。)
そして、不自由な目で私の姿を見つけると、「政治を選挙で変えないと」といって、手を差し出してくださり、がっちりと握手を交わしました。
ある方は、「俺たちの運動で、生活保護への誤解を、普通の人たちのところではまだまだ変えれていない。勝訴のためには、ここを変えるような規模の運動をしないと」と話してくれました。裁判所に提出した署名は、目標の17万筆を超える頑張りがあったこともお伝えしておきたいと思います。
全国生活と健康を守る会のHPに、全国のとりくみが紹介されています。