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怪人、それぞれの正義

2014年01月19日 | 仮面ライダーの話
仮面ライダーフォーゼの話。怪人だから、悪さをする。世界征服を企んでみる。とは、限らない。

6話の怪人は、フォーゼに忠告する。「気をつけたほうがいい。あなたも、利用されるだけですよ」「だから、言ってるでしょ。そういう奴なんですよ、あいつは」と、悪い奴を始末しようとして「何が悪い」と言いたげ。
9話の怪人は、「色男気取りのクズに」と言って、女の敵への復習が目的
11話の怪人は「僕に屈辱を与えた。君を許さない」と、自意識過剰。

15話の怪人は、完ぺき主義者。プレゼントの絵を描きたいのに、その集中を妨げる者を狙う。
23話の怪人は、正義の味方きどりで、困っている人への「ちょっとした良い行い」を推奨するが、批判的な者には、制裁を加えるタイプ。
39話の怪人は、「ボクの戦いは正義。誰であろうと、逆らう者は、叩き潰す」と言って、学園法度をつくり、規律と罰で、乱れを止めようとした。

仮面ライダーであるはずのメテオの場合。「俺は、俺のために動いているだけだ」(17話)「お前たちの正義と、オレの正義が、同じとは限らない」(18話)怪人と契約し「悪魔にしか出来ない事もある」(32話)言う。

怪人は、自分にとっての正義を主張し、その正義に反する者を、悪と呼ぶ。ライダー側も、「利」で動く。とすれば、勧善懲悪が成立しない。そういう時代?


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