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フォーゼより、仮面ライダーらしいメテオ

2014年01月16日 | 仮面ライダーの話
仮面ライダーフォーゼの話。フォーゼに変身できる主人公は、わかりやすく言えば、戦隊シリーズの「赤」の性格(単純、熱血、気合と根性、猪突猛進、勉強苦手)
18話。「僕も、仮面ライダー部に入れてくれませんか?」(真の目的は、上司命令であり、情報収集にも都合がよく、眠りを司る能力を持つ怪人を探し中)言う交換留学生(変身すると、メテオ)に、主人公は「俺は反対だ。お前、なんで笑わない。愛想はいいけど、一度も笑ってない。本当のお前を、一度も見せてない」と、「熱さ」を要求する。
さらに、1話~最終話まで、人目をはばからず変身するのが、主人公。1話~「この学校の全員と友達になる事だ」を目標として、怪人化した生徒や教師の前でさえ変身。そうやって、「本気のぶつかり合い」の果ての友情というのは、少年ジャンプ的発想。宿敵と書いて、「トモ」と読むという。

一方のメテオは、17話で登場し、31話でライダー部の皆に、正体がバレるまで、一応、隠れて変身する。18話で、黒女が「仮面ライダーは、人知れず悪と戦う正義のヒーローなんだから」と言っているが、人前で変身する主人公は「人知れず」ではない。
17話では、主人公の態度に「いきなり呼び捨てかよ。なれなれしい男だな」と、心の声。ガリ勉に「お断りだ。バカと付き合うと、成績にひびく」と言われた主人公を見て「たしかに」と、心の声。バカをやる主人公を見て「こんな奴らと、付き合っていかなきゃ、いけないのか」「友情ごっこに付き合うよ。好きなんだろ、そういうの」と、心の声。人質とられて、手出しができない主人公を見て「やつらじゃ、それが限界だな」と、隠れて変身。

そのまま、心の声キャラを続けた方が、個性として、おもしろかったかもね。熱血に毒される事なく。


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