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仮面ライダーフォーゼの世界観での若者像

2014年01月15日 | 仮面ライダーの話
仮面ライダーフォーゼの話。フォーゼの世界では、怪人になるのは、同じ学校の生徒か教師。極めて狭い範囲で起こっている出来事。

29話。新入生の入学式早々「私たちに関わらないで」と拒否された主人公。それを見ていた戦術分析役の同級生は「別に普通だろ。他人への無関心と拒絶。それが今時の若者だ」と。そういう自分も、怪人退治とフォーゼシステムの研究で忙しく「時間の無駄だ」と、無駄そうな人や事柄には関わらなかった(1話)のちにダチになる学園のキングとクイーンも「トラッシュ(ゴミ)は相手にすんな」(2話)「しょせん、ギークとトラッシュじゃ、その程度ね」(3話)と、一線を引く。
1話。食堂の席も、グループ分けで、座る位置が決まっている。それは、不良、ガリ勉、遊び人、オタク、筋肉の5種。正確には、宇宙飛行士志望の宇宙オタクと、魔女になりたい黒女は別属だが、この学校でのカテゴリーでは、オタク分類。

その全てと「友達になりたい」(1話)と言う主人公は、明らかに場ちがい。「自由と個性が、学園の売り」と言っている理事長でさえ、「若いという事は、すばらしい。自分の価値観だけが、絶対と思い込める」(45話)と嫌味を言う。
その理事長には、ダチはいない。周りにいるのは、命さえ捨てる覚悟の忠犬。YESMANを揃えると言う、ワンマン社長タイプ。


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