広域的にマニアック

主に、独断と偏見でゲームと漫画とアニメの話が書かれているブログ。イメージ的に、本屋で見かける「○○の謎」「○○考察」的な

のび太の家は、毎年、お利口

2014年05月20日 | のび太の話
ドラえもんの話。『のび太とブリキの迷宮』にて。学校からの帰り道。「へぇ、しずちゃんとこも、ハワイへ」「偶然だなぁ。おれも、いとこに誘われて3日間」と、会話中のジャイアンと、しずか。スネ夫は、「地球上で、めぼしい所は、見ちゃったし。ま、今回は、のんびりとスイスでスキーでも」とか。

それを聞いていた、のび太は「みんな、ごくろうさま。休みの間は、どこへ行っても、人間だらけ。疲れに行くようなものさ。うちで昼寝でもしている方が、利口だよ」と、イヤミを言ってみたが。「のび太んちは、毎年りこうなんだよな」「おれたちゃ、バカで良かったな」と、嫌味返しを食らう。
当の、のび太も、親は「忙しい」と理由をつけて、本当は、面倒くさがっているだけ。「今まで、何度頼んで、断られた事か」と、あきらめている。だから、無駄な交渉も、おねだりもしない。

面倒くさがりの遺伝子は、22世紀、子孫のセワシの代でも、同じこと。そして「夏休みに、どこへも行かないなんて、うちぐらいのもんだよ」「おじいちゃんが、しっかりしないと」と、説教される(『未来の町に、ただ一人)の回)
どこでもドアを使えば、ハワイ日帰りも可能なんだけどね。移動時間の制約もなく。それでも「混雑が嫌。落ち着かない。疲れる。お金が。英語が・・・」等、面倒くさがって行きたくない理由を探すに違いない。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿