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「(出木杉について)あんな奴は、人類の敵だ」BYのび太

2014年05月12日 | のび太の話
ドラえもんの話。『透視シールで大ピンチ』の回。学校帰り、しずかと出木杉が、「ヒミツ・・・ウフフ」と会話しているので「あんな奴は、人類の敵だ」と、のび太はドラえもんに力説。その理由を「あいつなんか、頭はいいし。スポーツは万能だし。男らしくて親切で」ドラえもんが「悪いとこ、ないじゃない」と口をはさむが。「だから嫌いなんだよ」と、ふて寝する。

「透視台と透視シール」は、「手紙でも、本でも、シールを表に貼れば、中身が読める。どんなに離れていても」を使って、楽に宿題を片付けようと考え、出木杉のノート全部に、シールを貼った。そして、思いがけず、しずかと出木杉の交換日記を見つけてしまった。
そこには「(ピアノの)練習のジャマになるようなら、うちへよこしなさい。(宿題を)教えます。でも、のび太くんが、自分でやるのが、一番だけど」と書かれていた。

出木杉君の存在自体が、のび太の自尊心をキズつける。特に、なにもされてなくても。(出木杉は)親切だから「(宿題を)教えます」と書いてる訳だが、のび太視点だと、出木杉は出来る子。のび太は出来ない子と言われているようで。そこに、しずかに好かれたいけど、出木杉には勝てる気がしないという嫉妬が加わり、一言で言えば「悪い所がないのが悪い。だから嫌いなんだよ」という事になる。

『あいあいパラソル』の回では、ちょい役で姿も見せないが、矢部小路という転校生もいる。(のび太説だと)ちょっとばかり家が金持ちで、美男子で、スポーツマンで、頭も良くて・・・と。たぶん、のび太は、その人も嫌い。


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