裁判が公開でなされるのはなぜでしょうか?法廷でメモをとることを認めたレペタ訴訟の最高裁判決は、裁判公開原則の趣旨を「裁判を一般に公開して裁判が公正に行われることを制度として保障し、ひいては裁判に対する国民の信頼を確保しようとすることにある」としている。記者クラブ主催の会見、特に、放送行政を担当する総務省の記者会見については、記者クラブ加盟社と総務省側の慣れ合いが懸念されるため、両者の関係の公正さを明確にするためにも公開されなければならないのではないだろうか?
ということで、1年にわたって、フリージャーナリストが総務省の記者会見の生中継を求めてきたが、記者クラブ側がペンディングしてきたため、ついに、フリー側が実力行使に出た。許可なく、記者会見を生中継したのだ。
冒頭の画像は、その一部。
ビデオはこちらから→
コピぺ→http://www.ustream.tv/recorded/11824836
クリックのみ→http://www.ustream.tv/recorded/11824836
20分30秒当たりで畠山氏がクラブの開放度について大臣への質問を開始し、26分ころに、現に動画配信中であることを暴露した。その後、幹事社とのやりとり…。
そして、会見終了後には、記者クラブ加盟社との交渉も収録されている(1時間1分30秒あたりから)。
記者クラブ加盟社以外のジャーナリストの取材に関する問題、みなさんは、どう考えますか?
私は、裁判の公開原則と同様に、記者会見が公正に行われていることを保障するために、原則としていかなる者に対しても公開しなければならないし、生中継も特段の支障がない限りは制限するべきではないと考えます。
具体的な支障がない限りオープンにするべし、という意見に対しては、クラブ側は正面から反論できないはずだ。
そこで、会見をオープンにしてもフリージャーナリストの出席は少ないのではないか?とか、面白いところだけ聞きに来るのではないか?という批判をしたりするわけだが、ここがまさにポイント。
裁判の公開だって、大多数の事件は関係者が来るだけで、傍聴人がいるわけではない。
しかし、だからといって、非公開にしていいっていうわけではない。いつでも見に行ける、という制度になっていること自体が重要なわけだ。
記者会見だって同じこと。いつでもフリージャーナリストが行けて、生中継をすることができるという運用があって、はじめて、公正さが保障されるわけだ。
くだらない質問で会見の時間が奪われるっていう反論もあるだろうが、一定程度質問についてはクラブ加盟社が優先されるようにすればいいだけのこと。
それにもかかわらず、クラブ側がフリージャーナリストの要望を1年間も放置(※1)したために起きた抵抗権の行使! 海老蔵氏の事件よりもよほど重大な事件だったと思うが、この無断放送事件は、いまのところ、大手メディアでは報道されていないようだ。
あなたは、クラブ側、フリー側どちらを支持しますか?
※1 http://kaikennow.blog110.fc2.com/
【ツイッターアカウント】yamebun
●沖縄への連帯ツイッターキャンぺーン●
【ツイッターアカウント】@BarackObama
【メール】→http://www.whitehouse.gov/contactから
【ツイッター例文】
JAPAN IS NOT US'S COLONY! We won't support US BASE. All US BASE OUT! from our country.
Please HELP Okinawa. 75% of the American bases in JP is in the islands, only 0.6% of JP land. Relocate #Futenma base outside.
Marine in Futenma must go back to your country. There is no place where the base of Marine is acceptable in Japan.
Okinawa and a lot of Japanese oppose the transfer of the Futenma base to Henoko
At least180 MPs of ruling parties say NO to Futenma relocation within Okinawa. Check this http://bit.ly/9jQIW8
【PR】
★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて:Gilbert's Nuremberg Diary)
★「News for the People in Japanを広めることこそ日本の民主化実現への有効な手段だ(笑)」(ヤメ蚊)
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また,このブログの趣旨の紹介及びTB&コメントの際のお願いはこちら(←クリック)まで。なお、多忙につき、試行的に、コメントの反映はしないようにします。コメント内容の名誉毀損性、プライバシー侵害性についての確認をすることが難しいためです。情報提供、提案、誤りの指摘などは、コメント欄を通じて、今後ともよろしくお願いします。転載、引用はこれまでどおり大歓迎です。
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くだらない質問で会見の時間が奪われるっていう反論もあるだろうが、一定程度質問についてはクラブ加盟社が優先されるようにすればいいだけのこと。
それにもかかわらず、クラブ側がフリージャーナリストの要望を1年間も放置(※1)したために起きた抵抗権の行使! 海老蔵氏の事件よりもよほど重大な事件だったと思うが、この無断放送事件は、いまのところ、大手メディアでは報道されていないようだ。
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