情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)日隅一雄

知らなきゃ判断できないじゃないか! ということで、情報流通を促進するために何ができるか考えていきましょう

ビルマ人難民申請者の入管収容中の妻TTWさんに仮放免を!!【そして、安倍にはレッドカードを】

2006-11-09 06:34:54 | 適正手続(裁判員・可視化など)
「ある国際人権派の雑食系ブログ。(仮)」さんが伝えている情報を転載します!こういう情報を転載するのも、市民の声を拡大する手段だと思う。一昔前なら、こういうネタを新聞が連絡先紹介付きで記事にできたいたように思う。メディアの力は大きい。何とかならんもんですかね(あるいはこういうのを記事にしているというのがあったら、教えてください)。写真は、「図書館への道~ビルマ難民キャンプでの1095日~」(渡辺有理子著)です。



■■引用開始■■
私の手許に次のようなメールが来ましたので、紹介させていただきます。
もし宜しければ皆さんもご協力を。(以下全文転載)

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『ビルマ人難民申請者TZLさんの入管収容中の妻TTWさんに仮放免を!!』

2006年11月

 ビルマ人難民申請者で仮放免中のTZLさんの妻TTWさんは、今年10月17日入管にオーバーステイで摘発され、現在、名古屋入管に収容されています。

 二人はビルマで結婚し、夫TZLさんが来日してから妻TTWさんを呼び寄せて、愛知県西尾市で、慎ましやかに結婚生活を送っていました。

 2005年11月夫TZLさんがオーバーステイで摘発収容され、当初は強制送還を受け入れてビルマへの帰国準備をすすめていました。しかし、夫は入管収容中、帰国手続きのため東京のビルマ大使館とやり取りをする過程で、大学生当時行っていた反軍政活動が原因で、帰国すれば逮捕・投獄の恐れがあることが判明し、身の危険を感じ、急遽難民申請をしました。9ヶ月間の収容を経て2006年7月にやっと仮放免
になりました。

 それ以来二人は、同じくオーバーステイだった妻TTWさんの身を案じ関係を入管に話していなかったこともあって、別居生活を余儀なくしながら、夫の慎重になされている難民審議の、二次の判定が出るのを待っていました。

 こうした状況で、今回TTWさんが摘発収容されてしまいました。このまま、TTWさんに対する入管の調査・執行手続きが進んで、ビルマに強制送還させられるようなことになれば、軍政下ビルマでは身の安全が保障されないばかりか、WWTさんとTZLさん夫婦の、生活をともにする機会を全く奪うことになるでしょう。TTWさんは、夫と一緒でなければ決して帰国しないと訴え続けています。

 夫TZLさんの難民裁判の、最終決着がつくまでには長い年月かかることは明らかです。このような夫婦を、あたら引き裂いて追い詰めるのは、人道上からも認めがたいことです。また、TTWさんは収容以来、痔病の悪化に悩まされており、外来医の診断でも手術が必要だと告げられ、長期の収容には全く堪えられない状態に陥っています。

 TTWさんが一日も早く仮放免されますよう、名古屋入管に要望書を提出して働きかけたいと思います

 どうか要望書の主旨に賛同し署名していただきますよう、ご協力をお願いいたします。

呼びかけ団体(2006年11月7日現在):

日本ビルマ問題を考える会
日本ビルマ救援センター(BRCJ)、
多文化共生サークルsmile、
すべての外国人労働者とその家族の人権を守る関西ネットワーク(RINK)

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▽第一次集約日:2006年11月20日(必着)

▽PDFで署名用紙がダウンロードできます。
  一人署名用:http://www.burmainfo.org/asylum/ua-ttw200610a.pdf
  複数署名用:http://www.burmainfo.org/asylum/ua-ttw200610b.pdf
    メール:http://www.burmainfo.org/asylum/ua-ttw200610.html#sig

====================

▽集約、問合せ、賛同先

  FAX:052-654-4186
  郵 送:〒 454-0972  名古屋市中川区新家3-706 馬島浄圭宛
  メール:jdx06422@nifty.com

▽署名用紙(メール用)

(ここから)

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        要 望 書

名古屋入国管理局長殿


 ビルマ人TTWさんは、2006年10月17日、収容令書にもとづき、名古屋入国管理局に収容されています。

 TTWさんは、現在難民申請し、また退去強制令発付処分の取消しを求めて訴訟を起こしているTZLさんの妻です。夫TZLさんが昨年末、名古屋入管の摘発で収容され、当初は帰国に同意していましたが、ビルマの実家に国軍情報部(MI)の職員が夜中に押しかけるなど、軍政当局が明らかに敵対的な関心をよせている事情が判明して、難民申請するに至ったことは、すでに貴入国管理局もご承知のことと存じます。世界でもまれに見るビルマ軍政の人権侵害に鑑みれば、TZLさんのケースについても最大限の慎重な検討が必要であり、現在、TZLさんの異議審も、7月上旬の参与員に対する意見陳述後、慎重に行なわれているものと推察されます。

 TTWさんが送還された場合の命運は、TZLさんの迫害のリスクと不可分であり、TTWさんの送還可能性については、家族の結合という観点からも、慎重に審議されるべきです。また、係属している訴訟の結果も考慮されるべきと考えます。

 仮に退去令書が発付された場合、本人を防衛するため、われわれは訴訟を起こさざるを得ません。また、TTWさんの身柄は西日本入国管理センターに送られ、長期に収容されることとなるでしょう。しかし同センターには、現在常勤医が不在の異常事態に陥っています。民主国家である日本では、基本的人権である移動の自由、そして医療を受ける権利を制限する以上、自由を制限する者が必要な医療を提供する義務を負うことは誰もが合意することではないでしょうか。

 現在同センターは、長期に収容され、健康状態が懸念される被収容者の病院への連行、病状の管理に多くの時間と労力を割いています。それにもかかわらず、この無資格者による対応は成功しているとはいえません。事実、9月には、副睾丸炎の診断を下されていた被収容者が、38度3分の高熱があったにもかかわらず翌週まで結果として放置される事態が発生しています。しかも、TTWさんの健康状態はすでに憂慮される状態にあります。収容前から患っていた痔病が悪化しており、外来の医師による問診と処方で痛みは緩和したものの、長期収容に堪えられなくなっています。

 送還可能性についての判断に時間と慎重な配慮を要し、早期の送還に現実性がなく、そして収容しても収容が長期に及ぶことが合理的に予想されることから、TTWさんの収容を解き、在宅での慎重な審査を行なわれますよう、要望いたします。

私は上記の要望書に賛同します。


 日 付:2005年  月  日

 住 所:

 氏 名:

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(ここまで)

メール宛先: jdx06422@nifty.com
※件名を『TTWさん要請書』としてください。

■■引用終了■■


なお、同じ情報を伝えている「多文化・多民族・多国籍社会で「人として」」さんは次のような情報も掲載されています。

■■引用開始■■
ところで、先日、「NHK ETV特集/難民をどう受け入れるか」(2006.7.15放送)を見る機会がありました。
日本で暮らす難民(申請者も)が置かれた状況の悲惨さを採り上げる、なかなか良い番組だったと思います。
NHK、こんな番組もつくってるのになあ。。。

興味を持たれた方は、再放送を求めて、皆さまのNHKに、どうかご要望をお寄せください。こちらもよろしくお願いします。
■■引用終了■■






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