少し古い話だが( http://www.asahi.com/international/update/1021/TKY200910210265.html )、国際NGO「国境なき記者団」(RSF、本部パリ)が今年の「報道の自由ランキング」を発表、フランスは「大統領らによるメディア介入」が指摘され43位(昨年35位)に転落する一方、日本は17位(昨年29位)と上昇したが(政権交代は考慮されていない)、これって、目が点になりませんか?
フランスよりも日本のメディアが自由にものを言っているとは到底思えない。たとえば、サルコジ大統領の息子が公職に就こうとした際、フランスの多くのメディアが反発し、人事がぽしゃった。
【フランスではサルコジ大統領の息子ジャン・サルコジ氏がデファンス地区開発公社(EPAD)のトップ就任することについて「身内びき」、「サルコジ大統領の絶対王政」と批判が集中していた。その後、これらの批判の声を受けてジャン・サルコジ氏がEPADのトップ選出選挙に立候補しない考えをフランス2のテレビ番組で表明した。マスコミに「プリンス・ジャン」と揶揄されたり、反対派のオンラインの署名は短期間で数千人集まるなどフランス内外を騒がせたこの論争。サルコジ大統領はこれら一連の論争に対して「息子を会長候補にしようとしたことは誤りだった」と反省の意を表明している。】( http://www.antennefrance.com/humains/%e6%81%af%e5%ad%90%e3%81%ae%e3%83%88%e3%83%83%e3%83%97%e5%b0%b1%e4%bb%bb%e9%a8%92%e5%8b%95%e3%81%ab%e3%80%81%e3%82%b5%e3%83%ab%e3%82%b3%e3%82%b8%e5%a4%a7%e7%b5%b1%e9%a0%98%e3%82%82%e5%8f%8d%e7%9c%81/ )
それに引き替え、日本では、古くは安倍首相の友達がNHK経営委員会会長に選ばれることに正面から反対するメディアはほとんどなく、新しいところでは、小泉元首相の息子が選挙に立った際に、ヨイショ記事を書くところが目立った。
フランスよりも報道の自由があるなんて恥ずかしくなる…。
結局、日本語が読めないから日本の状況が把握されていないのだと思う。そして、批判をされないから、日本の状況は改善されない…。
なお、パレスチナ自治区ガザ攻撃の影響下で記者逮捕が指摘されたイスラエルを93位(昨年46位)と急落させたのは、さすが。でも、中国を「チベット自治区などで記者投獄が頻発している」などとして168位(同167位)にしたのはちょっと厳しいかな。
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★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
★「News for the People in Japanを広めることこそ日本の民主化実現への有効な手段だ(笑)」(ヤメ蚊)
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また,このブログの趣旨の紹介及びTB&コメントの際のお願いはこちら(←クリック)まで。なお、多忙につき、試行的に、コメントの反映はしないようにします。コメント内容の名誉毀損性、プライバシー侵害性についての確認をすることが難しいためです。情報提供、提案、誤りの指摘などは、コメント欄を通じて、今後ともよろしくお願いします。転載、引用はこれまでどおり大歓迎です。
フランスよりも日本のメディアが自由にものを言っているとは到底思えない。たとえば、サルコジ大統領の息子が公職に就こうとした際、フランスの多くのメディアが反発し、人事がぽしゃった。
【フランスではサルコジ大統領の息子ジャン・サルコジ氏がデファンス地区開発公社(EPAD)のトップ就任することについて「身内びき」、「サルコジ大統領の絶対王政」と批判が集中していた。その後、これらの批判の声を受けてジャン・サルコジ氏がEPADのトップ選出選挙に立候補しない考えをフランス2のテレビ番組で表明した。マスコミに「プリンス・ジャン」と揶揄されたり、反対派のオンラインの署名は短期間で数千人集まるなどフランス内外を騒がせたこの論争。サルコジ大統領はこれら一連の論争に対して「息子を会長候補にしようとしたことは誤りだった」と反省の意を表明している。】( http://www.antennefrance.com/humains/%e6%81%af%e5%ad%90%e3%81%ae%e3%83%88%e3%83%83%e3%83%97%e5%b0%b1%e4%bb%bb%e9%a8%92%e5%8b%95%e3%81%ab%e3%80%81%e3%82%b5%e3%83%ab%e3%82%b3%e3%82%b8%e5%a4%a7%e7%b5%b1%e9%a0%98%e3%82%82%e5%8f%8d%e7%9c%81/ )
それに引き替え、日本では、古くは安倍首相の友達がNHK経営委員会会長に選ばれることに正面から反対するメディアはほとんどなく、新しいところでは、小泉元首相の息子が選挙に立った際に、ヨイショ記事を書くところが目立った。
フランスよりも報道の自由があるなんて恥ずかしくなる…。
結局、日本語が読めないから日本の状況が把握されていないのだと思う。そして、批判をされないから、日本の状況は改善されない…。
なお、パレスチナ自治区ガザ攻撃の影響下で記者逮捕が指摘されたイスラエルを93位(昨年46位)と急落させたのは、さすが。でも、中国を「チベット自治区などで記者投獄が頻発している」などとして168位(同167位)にしたのはちょっと厳しいかな。
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★「News for the People in Japanを広めることこそ日本の民主化実現への有効な手段だ(笑)」(ヤメ蚊)
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