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政府主催の教育改革タウンミーティング(TM)問題で、【全8回のうち6回で内閣府や文部科学省が地元の教育委員会などに参加者の動員を要請し、約800人分の名簿が作成されていたことが27日、明らかになった】という(共同配信)。
これは、両府省が同日の参院教育基本法特別委員会の理事会に提出した資料から判明したもので、【資料によると、2003年12月の岐阜市から今年9月の青森県八戸市までのうち、依頼事実を確認できなかった松江市(05年3月)と県教委などが自発的に動員した静岡市(05年6月)を除く6回のTMに、当日計2360人が参加。参加者の34%に当たる792人分の動員名簿が作成された。】といい、名簿掲載者全員が当日参加したかは明らかではないが、何と【八戸市では当日参加401人に対し、279人分の名簿があり、全員出席していれば70%が動員になる】(上記記事)という。そのほかは、山形県米沢市(04年4月)では389人の当日参加者のうち半数近い180人、松山市(04年5月)は431人中135人、岐阜市は473人のうち133人、和歌山市(04年10月)は354人中65人で、動員名簿の占める割合は18~46%だった。
これで、タウンミーティングとは笑止。これでは質問だけでなく、タウンミーティングそのものがやらせだったというほかない。こんなやらせタウンミーティングに1000万円も支払ったとうのだから、完全な税金の無駄遣いだ。
【教育以外のTMも含めると、広告代理店への支払い額の1回平均は、開始直後で随意契約だった01年度前期が2185万円(広告料含め2415万円)に対し、02年度以降は700~1200万円台だった】(毎日)。
それにしても、8カ所中6カ所で判明したという中途半端な発表をする政府は、反省しているとは到底思えない。これは想像だが、残る別府と松江は、八戸の7割を上回る結果となったため、発表するべきではないと判断されたのではないか?この数字が明らかにならない限り、議案の審議に入るべきではない。真剣に問題解決に当たろうとしない政府が議案審議でまともな審議をするはずがないからだ。
しかし、そのまま報道するメディアもメディアだ。残る2カ所(松江と別府)の県政・市政担当者は一体、何をしているのだ!こんなことは記者クラブが一丸となって厳しく迫れば、簡単に明らかになるはずだ。ふざけた対応をするなら、県側の反応を逐一掲載すると脅せばいい。あるいは、出席者名簿と県・市職員名簿を比較するように迫ればいいではないか。
ちなみに朝日新聞は、このニュースの最大のポイントであるやらせ出席者の割合についていっさい触れていない。【03年から今年にかけて開かれた8回の教育改革タウンミーティング(TM)のうち、6回で文部科学省や内閣府が地元の自治体や教育委員会に参加者の取りまとめを依頼していたという調査結果が27日、参院教育基本法特別委の理事会で報告された。「やらせ質問」と同様に、「動員」も複数回にわたって続いていたことが明らかになった。教育改革TMでの動員をめぐっては伊吹文科相が24日の特別委で「過去の例から見ると、動員をかけて会場を占拠されるケースがかなりある。そのために、当時の担当者が人員を確保してください、と(地元に)言った記憶があると、報告があった」と答弁。国の方針に批判的な人たちが会場を埋めないよう、人を集めていたことを認めた。 国側が「動員」を依頼したのは岐阜(03年12月)、山形(04年4月)、愛媛(同5月)、和歌山(同10月)、大分(同11月)、青森(06年9月)で開かれた6回。】
弱腰だと言われても仕方ないぞ、朝日新聞!本気で追及するつもりはあるのか?朝日だけから情報を得る人は、問題の重大性に気づかないのではないか?それでも木鐸といえるのか?
また、毎日新聞が八戸市の教育改革タウンミーティング(TM)で、県教委が動員した教員に4000円の出張旅費を支給していたことをスクープした件(ここ←クリック)で、【塩崎恭久官房長官は27日の参院教育基本法特別委員会で、他にも地方自治体が手当を支給した例がないかどうか、TM調査委員会で調査する考えを明らかにした。】(毎日)というが、他方、【内閣府や文部科学省が動員を要請したことが明らかになっているが、内閣府の山本信一郎官房長は「支払っていたとすれば基本的に自治体の判断」と述べ】(上記毎日)、責任を回避しようとしている。
いいっすか、こんなの、国が各県の担当者に、出張費を払ったのか?と質問すればすぐに回答が返ってくるはずだ。それにもかかわらず、毎日新聞で取り上げて数日たっているのに、支払ったかどうか分からないなんてことはない!他の自治体も必ず、出張費を支払っているはずだ。それが明らかとなるのを国は明らかに恐れている。この点もメディアの突っ込みが不十分ではないか?
こうなったら、メディアに頼らず、私たちで直接、それぞれの責任者に質問しようではありませんか?
①松江と別府の動員名簿を明らかにせよ>内閣府、文科省、島根県・松江市、大分県・別府市に対し
②各TMでやらせ出席者に出張費を払っている事実を明らかにせよ>内閣府、文科省、岐阜県・市、山形県・米沢市、愛媛県・松山市、和歌山県・市、大分県・別府市、愛媛県・松江市、静岡県・市に対し
馬鹿にされたままではいられない!
なお、冒頭の資料は、応札結果だが、あまりに馬鹿高い応札額といい、電通と朝日広告社の応札価格の推移と言い、談合があったと疑われても仕方ないような数字ではないだろうか…。
詳しい上データは、保坂議員のブログにも掲載されています。
追記:9.11=八百長説を追求しているドキュメンタリーの日本語版がアップされたことをはなゆーさんがここで伝えています。【「9・11テロは開戦理由が欲しい米政府が仕組んだ現代の真珠湾攻撃」と見なす「9・11はアメリカ政府陰謀説」を一般に入手可能な資料と映像のコラージュで検証していくドキュメンタリーである。】
★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
※このブログのトップページへはここ←をクリックして下さい。過去記事はENTRY ARCHIVE・過去の記事,分野別で読むにはCATEGORY・カテゴリからそれぞれ選択して下さい。
また,このブログの趣旨の紹介及びTB&コメントの際のお願いはこちら(←クリック)まで。転載、引用大歓迎です。なお、安倍辞任までの間、字数が許す限り、タイトルに安倍辞任要求を盛り込むようにしています(ここ←参照下さい)。
これは、両府省が同日の参院教育基本法特別委員会の理事会に提出した資料から判明したもので、【資料によると、2003年12月の岐阜市から今年9月の青森県八戸市までのうち、依頼事実を確認できなかった松江市(05年3月)と県教委などが自発的に動員した静岡市(05年6月)を除く6回のTMに、当日計2360人が参加。参加者の34%に当たる792人分の動員名簿が作成された。】といい、名簿掲載者全員が当日参加したかは明らかではないが、何と【八戸市では当日参加401人に対し、279人分の名簿があり、全員出席していれば70%が動員になる】(上記記事)という。そのほかは、山形県米沢市(04年4月)では389人の当日参加者のうち半数近い180人、松山市(04年5月)は431人中135人、岐阜市は473人のうち133人、和歌山市(04年10月)は354人中65人で、動員名簿の占める割合は18~46%だった。
これで、タウンミーティングとは笑止。これでは質問だけでなく、タウンミーティングそのものがやらせだったというほかない。こんなやらせタウンミーティングに1000万円も支払ったとうのだから、完全な税金の無駄遣いだ。
【教育以外のTMも含めると、広告代理店への支払い額の1回平均は、開始直後で随意契約だった01年度前期が2185万円(広告料含め2415万円)に対し、02年度以降は700~1200万円台だった】(毎日)。
それにしても、8カ所中6カ所で判明したという中途半端な発表をする政府は、反省しているとは到底思えない。これは想像だが、残る別府と松江は、八戸の7割を上回る結果となったため、発表するべきではないと判断されたのではないか?この数字が明らかにならない限り、議案の審議に入るべきではない。真剣に問題解決に当たろうとしない政府が議案審議でまともな審議をするはずがないからだ。
しかし、そのまま報道するメディアもメディアだ。残る2カ所(松江と別府)の県政・市政担当者は一体、何をしているのだ!こんなことは記者クラブが一丸となって厳しく迫れば、簡単に明らかになるはずだ。ふざけた対応をするなら、県側の反応を逐一掲載すると脅せばいい。あるいは、出席者名簿と県・市職員名簿を比較するように迫ればいいではないか。
ちなみに朝日新聞は、このニュースの最大のポイントであるやらせ出席者の割合についていっさい触れていない。【03年から今年にかけて開かれた8回の教育改革タウンミーティング(TM)のうち、6回で文部科学省や内閣府が地元の自治体や教育委員会に参加者の取りまとめを依頼していたという調査結果が27日、参院教育基本法特別委の理事会で報告された。「やらせ質問」と同様に、「動員」も複数回にわたって続いていたことが明らかになった。教育改革TMでの動員をめぐっては伊吹文科相が24日の特別委で「過去の例から見ると、動員をかけて会場を占拠されるケースがかなりある。そのために、当時の担当者が人員を確保してください、と(地元に)言った記憶があると、報告があった」と答弁。国の方針に批判的な人たちが会場を埋めないよう、人を集めていたことを認めた。 国側が「動員」を依頼したのは岐阜(03年12月)、山形(04年4月)、愛媛(同5月)、和歌山(同10月)、大分(同11月)、青森(06年9月)で開かれた6回。】
弱腰だと言われても仕方ないぞ、朝日新聞!本気で追及するつもりはあるのか?朝日だけから情報を得る人は、問題の重大性に気づかないのではないか?それでも木鐸といえるのか?
また、毎日新聞が八戸市の教育改革タウンミーティング(TM)で、県教委が動員した教員に4000円の出張旅費を支給していたことをスクープした件(ここ←クリック)で、【塩崎恭久官房長官は27日の参院教育基本法特別委員会で、他にも地方自治体が手当を支給した例がないかどうか、TM調査委員会で調査する考えを明らかにした。】(毎日)というが、他方、【内閣府や文部科学省が動員を要請したことが明らかになっているが、内閣府の山本信一郎官房長は「支払っていたとすれば基本的に自治体の判断」と述べ】(上記毎日)、責任を回避しようとしている。
いいっすか、こんなの、国が各県の担当者に、出張費を払ったのか?と質問すればすぐに回答が返ってくるはずだ。それにもかかわらず、毎日新聞で取り上げて数日たっているのに、支払ったかどうか分からないなんてことはない!他の自治体も必ず、出張費を支払っているはずだ。それが明らかとなるのを国は明らかに恐れている。この点もメディアの突っ込みが不十分ではないか?
こうなったら、メディアに頼らず、私たちで直接、それぞれの責任者に質問しようではありませんか?
①松江と別府の動員名簿を明らかにせよ>内閣府、文科省、島根県・松江市、大分県・別府市に対し
②各TMでやらせ出席者に出張費を払っている事実を明らかにせよ>内閣府、文科省、岐阜県・市、山形県・米沢市、愛媛県・松山市、和歌山県・市、大分県・別府市、愛媛県・松江市、静岡県・市に対し
馬鹿にされたままではいられない!
なお、冒頭の資料は、応札結果だが、あまりに馬鹿高い応札額といい、電通と朝日広告社の応札価格の推移と言い、談合があったと疑われても仕方ないような数字ではないだろうか…。
詳しい上データは、保坂議員のブログにも掲載されています。
追記:9.11=八百長説を追求しているドキュメンタリーの日本語版がアップされたことをはなゆーさんがここで伝えています。【「9・11テロは開戦理由が欲しい米政府が仕組んだ現代の真珠湾攻撃」と見なす「9・11はアメリカ政府陰謀説」を一般に入手可能な資料と映像のコラージュで検証していくドキュメンタリーである。】
★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
※このブログのトップページへはここ←をクリックして下さい。過去記事はENTRY ARCHIVE・過去の記事,分野別で読むにはCATEGORY・カテゴリからそれぞれ選択して下さい。
また,このブログの趣旨の紹介及びTB&コメントの際のお願いはこちら(←クリック)まで。転載、引用大歓迎です。なお、安倍辞任までの間、字数が許す限り、タイトルに安倍辞任要求を盛り込むようにしています(ここ←参照下さい)。
# さすがに英字の朝日には載ってないけど。
私の家は創刊当時からずっと朝日読者なんですけど,祖父の遺言を未だに覚えています。「朝日が右を向くと戦争が起こる」
そこで、ヤメ蚊さんにお尋ねしたいのですが、
今、教基法等の一連の悪法の陰で、コソコソやっている『信託法』とは、一体どういうものですか?
この『信託法』が、あの許されざる悪法『相続時清算制度』と同じような「金持ち優遇の法」であると、私には思えます。
日本の支配層による、「支配層」と「支配層の子孫」の財産を守るための法律になるような気がします。
ヤメ蚊さんの考えを教えてください。
Kaetzchenさんもよろしかったら、コメントしてください。
自作自演のTMの手法って、カルト宗教関係から持って来たものでは?
おっしゃるように、写真(画像)サイズが大きくなるとそれに合わせてデザインも自動的に横に広がるようですね・・でも、一定のところで止まってくれるのでモニタの横幅いっぱいまで広がって、文字も横幅いっぱいまで広がる、ことはないですね(笑)。
昨日までのブログデザインでは、デザインと文字(横一行の文字数)がどこまでも横に広がっていったように感じたのですが、錯覚でしょうかねぇ・・(汗)
お気遣い、ありがとうございました。
♪今日から冬景色♪
こんなふざけたことが許されるのでしょうか?
戦後最大の憲法違反です。
民主党は戦争でもする気なのでしょうか。
思うに,小沢氏は北日本の支持基盤をもって,北日本の人間が数多く出稼ぎに来ている首都圏を北から攻める作戦ではと思います。
ただ,西日本出身の松下政経塾を数合わせに入れているうちは,いつまでたっても妥協妥協の連続かなーと思います。個人的には管さんにもっと小沢さんの尻を叩いて欲しいのですが。
# 教会関係者から岩国基地問題のパンフレットを送ってもらって,平岡議員の精力的な活動には頭が下がりますけど,若手議員にこういう人が少ないのが西日本の悪い点ですね。
政経塾生粋の前原さんとか、9・11陰謀論ばりの「政策研究会」に出席したなど公になったと思ったら、舞台になった東急キャピタルが消えちゃいましたね。