情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)日隅一雄

知らなきゃ判断できないじゃないか! ということで、情報流通を促進するために何ができるか考えていきましょう

中国で人権派弁護士が暴行されたうえ、北京を出るよう脅された~日弁連はすぐにアクションをとるべきだ

2007-10-09 05:56:30 | そのほか情報流通(ほかにこんな問題が)
国際人権機関「Human Rights in China (HRIC) 」(※1)によると、人権派弁護士李和平が、当局筋に暴行を受け、北京市内から出るように脅されたという。暴行はかなり悪質だったようだ。北京オリンピックを前にこのような人権侵害行為を行うとはとんでもない話で日弁連としてもなにがしかのアクションをとってほしいところだ。

エキサイト翻訳による翻訳文は、以下のとおり。

■■引用開始■■

北京ベースの権利被告側の弁護士、和平李、中国の国民の日の祝賀の前の週末の間の中国の(HRIC)が猛撃を非難する人権。

李の声明書は9月29日に未確認の仮面の男性のグループで電気ロッドによる彼の誘拐、殴打、および拷問について説明します。 彼は北京の外の地下に9月30日前半まで保持されました、彼が都市の外の森で捨てられたとき。 彼が負かされたとき、李が彼の家族か顔がある北京を結果へ去るように言われました。 彼が家に帰ったとき、李は、弁護士を開業する彼のライセンスと他の身の回り品が欠けていると発見しました。 また、彼のコンピュータは完全に消されました。

「国際社会がオリンピックに地固めとなるものにおける、中国の精査を増加させるのに従って、この種類の弁護士に対する攻撃が続くのは、恐ろしいです。」と、HRICシャロン・ホム専務は言いました。 「これらの攻撃は意志、中国政府が弁護士の個人的な安全を保護する能力、および弁護士を開業する権利に関して深刻な危惧を生みます」。(権利は法の支配のシステムの必須元素です)。

中国の弁護士は手続き上のバリア、彼らのクライアント、およびますます物理的な攻撃への限られたアクセスを含む多くの難局に直面しています。 国際的なものと同様に国内の法は、拷問を禁止して、表現の自由を保護します。 HRICは和平李の襲撃を調査して、義務の一部としてConvention Against Tortureと他のCruelか、Inhumaneか、Degrading Treatmentの下で責任がある個人を起訴するように中国政府に促します; 中国は2008年11月に国連Committee Against Tortureによって見直されるでしょう。

和平李は、Renmin中国法学部大学から法のMastersを持って、現在、北京法律事務所のパートナーです。 李は無理矢理の追い立てのYang Zili、環境保全活動家Tanカイ、家の教会指導者、法輪功開業医、および犠牲者を含む数人の人権保護者と活動家のためのディフェンスカウンセリングです。 また、2005年に、李は投獄された弁護士カオZhishengを代表してJudicial Affairsの北京事務局に求めました。

■■引用終了■■


このニュースを産経新聞(※2)も伝えている。

■■引用開始■■

中国共産党大会の開幕を15日に控え、公安当局が人権派弁護士や民主活動家への締め付けを強化している。暴行を受け、行方不明になる事案が相次いでおり、北京五輪に反対する著名な市民も拘束されたとみられている。党大会をにらみ「社会の安定」を重視する当局が、異論者の封じ込めに出ている格好だ。

 「北京から出ろ」

 著名な人権派弁護士の李和平氏によると、9月29日午後5時半、李氏は北京市の事務所近くの駐車場で、複数の男に布袋をかぶされ拉致された。ナンバープレートのない車で郊外の地下室に連れ込まれ、スタンガンなどによる暴行を約6時間にわたって受けた。男らは李氏に「家も車も売って北京から出ていけ」「出ていかないなら余計なことに構うな」と警告したという。李氏は官僚の腐敗による被害者救済などで知られる。公安当局者4人が24時間、自宅を監視している。
 同じく人権派弁護士の高智晟氏も9月22日から行方不明だ。高氏は、妻子の安全と引き換えに、外国人記者の取材を受けないことなどを約束させられたという。関係者は、党大会を前に当局が別の場所に軟禁したとみている。妻子は自宅にいるが、監視下に置かれている。
 当局が締め付けを強化しているのは、党大会に合わせ民主化活動家や弁護士、反体制派らが、腐敗などを訴えるために地方から上京した陳情者らと連携し行動をとる事態を、阻止する狙いがある。消息筋は「生活に不満をもつ主要な退役軍人の監視も強化している」と指摘している。
(以下略)
■■引用終了■■


※1:http://hrichina.org/public/contents/press?revision%5fid=45124&item%5fid=45122

※2:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071008-00000938-san-int








★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
★「News for the People in Japanを広めることこそ日本の民主化実現への有効な手段だ(笑)」(ヤメ蚊)
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ミャンマー軍による長井さん殺害への抗議文賛同者募集~目標10万人

2007-10-09 04:38:21 | メディア(知るための手段のあり方)
ミャンマー軍による長井さん殺害に抗議して、次の抗議文の趣旨にご賛同をいただける方の、署名をお願いいたしております。

ミャンマー連邦
タン・シュエ国家平和開発評議会議長殿
駐日ミャンマー連邦大使館
フラ・ミン特命全権大使殿

              抗議文

 2007年9月27日午後、貴国のヤンゴン市内にあるスーレーパゴダ付近で、取材中だった映像ジャーナリスト、長井健司氏が、貴国軍治安部隊の軍人に至近距離から銃撃され、殺害されました。
 自国の国民に対するミャンマー軍の一方的な暴力による制圧行動について、国際的な取材活動をしていた日本人ジャーナリストの生命を、警告もなく銃で奪ったことは、殺害を前提とした意図的かつ残虐な取材妨害行為であり、国際社会の一員として、また日本人として、我々はこの行為を断じて許すことはできません。
 しかも貴国の当局は、長井氏が亡くなるまで手離さなかったビデオカメラとテープを未だ返却していません。

 われわれは貴国治安部隊軍人による長井氏の殺害について強く抗議します。
 また、長井氏の殺害の経緯を明らかにするとともに、犯人の特定と厳罰を求めます。
 遺品であるビデオカメラとテープも内容の消去など一切の改竄を許さず、返却することを求めます。

ミャンマー軍による長井さん殺害に抗議する会
(事務連絡先)
〒1060032
港区六本木7-8-25永谷リュード六本木306  

=====================================
  
呼びかけ人 (順不同)2007/10/03 1630現在

鳥越俊太郎(ニュースキャスター)
田丸 美寿々(ニュースキャスター)
テリー伊藤(演出家)
麻木久仁子(タレント)
綿井健陽(ジャーナリスト)
石丸次郎(ジャーナリスト)
佐藤和孝(ジャーナリスト)
高世仁(ジャーナリスト)
櫻井よしこ(ジャーナリスト)
北村肇(ジャーナリスト)
江川紹子(ジャーナリスト)
井上トシユキ(ジャーナリスト)
河上和雄(弁護士、元東京地検特捜部部長)
紀藤正樹(弁護士)
田島泰彦(上智大学教授)
苫米地英人(脳機能学者)
前田日明(格闘家)
--------------------------------------

抗議文の趣旨にご賛同いただける方は氏名(フルネーム)と肩書き(職業か所属先)を署名のためのインターネット上のフォームに書き込んでください。

物理的に手書きの署名の必要はなく、お名前と肩書きをこのブログでリンクしているフォームに書き込んでください。

署名フォーム(クリック→)https://hal.sakura.ne.jp/syomeis/sign

肩書きは具体的な所属先でも、「会社員」などの一般的なことばでもかまいません。
このフォームは、https を使っているので、「このWebサイトのセキュリティ証明書には問題があります。」といったメッセージが署名書き込み時に出ることがありますがセキュリティ上の問題はありません。
いたずら目的の書き込みを防ぐ目的で、httpsを利用しているためこういうメッセージが出ているだけですので無視して先に進んで署名してください。問題はありません。
携帯からも書き込めますので、いろんな方にぜひ教えてください。

もちろんネット環境になんらかの問題がある場合はメールやファックスなどで署名を頂いても結構です。

「ミャンマー軍による長井さん殺害に抗議する会」
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/(ブログ) 
nagaikenji20070927@mail.goo.ne.jp(メール)
〒1060032
港区六本木7-8-25永谷リュード六本木306  
FAX 03-5772-1127








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