情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)日隅一雄

知らなきゃ判断できないじゃないか! ということで、情報流通を促進するために何ができるか考えていきましょう

毎日新聞がアッキーよいしょ記事~問題点が指摘されているのに恥ずかしくないのか

2007-06-19 02:43:15 | メディア(知るための手段のあり方)
 週刊新潮でさえ、というと新潮にしかられるかも知れないが、同誌でさえ【ホワイトハウスを驚かせた「勘違いアッキー」の大暴走」】という記事を書いて、様々な問題点を指摘した安倍夫人の昭恵氏について、毎日が手放しのよいしょ記事(←クリック)を大展開した。

 【安倍首相の地元、山口県が梅雨入りした日の朝、毎日新聞社を訪れた昭恵さんは、青と白のギンガムチェックのスーツに真珠のピアス、白いハンドバッグといういでたち。背筋をピンと伸ばして歩く姿が印象的だ】という書き出しで始まる本文、

【「主人が来年、首相であるかどうかというのが、今の時点では、分からないみたいで。アハハハハ」。つられて大笑いしたが、本来、笑える話ではない。ただでさえ、年金記録のずさん管理問題などで内閣支持率が急落している。一気に政局が流動化しかねない問題を、さらりとかわしてしまった。しかし永田町の誰しもが思っていることを笑い飛ばし、場を明るく変えてしまう力をお持ちのようだ】、

【昭恵さんはフットワークの軽さでも定評がある。公邸を飛び出し、「自分の行きたい所、見たい所」を訪ね、積極的に市民との交流を続けている。ミャンマーに学校を建てるボランティア活動にも参加する。幼いころから聖心で奉仕の精神を学んだことがきっかけだ】という提灯情報、

【自分の夫が連日、マスコミの批判にさらされるとなると……。どうお考えだろう。「どなたでもそうだとは思いますが、あまり気持ちいいものではありません。でも、こういう立場にいたら仕方がないとは思っています。なるべく、気分の悪くなるものは読まないようにしています」。今度は照れ笑い。しかし、一瞬だけ目の色が曇った】という批判封じ…。

自民党機関紙「自由民主」ですら、やらないのではないかと思われるほどの持ち上げぶり+批判封じ込めぶりだ…。

参院選を前にこのような提灯記事を書かせた毎日新聞幹部の見識を疑う。









 




★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
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