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情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)日隅一雄

知らなきゃ判断できないじゃないか! ということで、情報流通を促進するために何ができるか考えていきましょう

無期懲役たって20年もすりゃ出てくるんでしょ、死刑しかない!

2008-11-19 08:48:13 | 適正手続(裁判員・可視化など)
…なんていう誤解を放置したまま、裁判員制度を導入しようとすることはある意味犯罪なのでは?そして、そのことが誤解であることを知りつつも(知らないのかも)、報道しないで裁判員翼賛報道をするマスメディアも重大な犯罪を犯していると言えるのではないだろうか。

 http://www.geocities.jp/y_20_06/wagakunino.htmlの頁によると、仮釈放の88~92年は計92人(年平均18.4人)、93~97年は計71人(年平均14.2人)、98~02年は計50人(年平均10.0人)、03年~07年までの5年間では計29人(年平均5.8人)である。

 この結果、無期刑の確定から起算して30年以上在所している者の数は、1985年2月末には7人であったところ、2000年8月には42人となり、2008年4月1日現在では87人となっているという。

 そして、法務省の最新の調査によると1998年から2007年までの10年間に計120人が無期懲役の受刑に係る刑事施設拘禁中に死亡したことが明らかになっている。

 さらに、http://www.cc.matsuyama-u.ac.jp/~tamura/mukityoueki.htmによると、07年は89人の無期懲役囚が新たに入所したのに対し、仮釈放は3人にとどまり、その結果、無期懲役囚は、07年末時点で1670人に達し、戦後最多となったという。


 89分の3…現在では、無期懲役刑に処せられたら、ほとんど、生きて社会に復帰することができないというのが現状だ。

 そうだとするならば、無期懲役は終身刑として課されなければならない。

 しかし、そういう情報は、ネットでは確認できても、メーンストリームメディアでは…。

 大麻くらいで騒ぐ前に、こういうことで騒ごうよ!

 


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★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
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またまた、警察の不当捜査が発覚…本当にもう証拠開示させるしかないよ

2008-11-15 23:10:09 | 適正手続(裁判員・可視化など)
 先週、刑事裁判の証人尋問があった。ある意味、犯罪立証のための核心的な証人で、一問一問に気を遣って反対尋問をせざるをえず、久しぶりに、尋問後に吐き気がするくらい、疲れた。というのも、想定外の発言が次々に出てきたため、どこかに落とし穴があるのでないか、ここまで獲得したものが地雷を踏んで一気に失われてしまうのではないか、とどんどん緊張していったからだった。

 事件の詳細は言えないが、証人は、業務上の犯罪に荷担したとされる者だった。その証人の行った行為が犯罪なのか、そうでない通常の行為なのか、よく分からない、というところまで持っていくというのが、最大の目標だった。

 砂山に立てた棒を倒さないように、徐々に徐々に砂をかき分けていくような尋問を行った。被告人は関与していないから、犯罪に関連する業務上の手続きすら分かっていない。そこで、弁護人としては、一気にどさっと砂をかき分けるにはいかず、できるだけ、検察官が盛った砂(証拠)を棒を倒さないようにかき分けていくしかなかったからだ。本当に緊張する時間が続いた。

 ところが、この作業を続けているうちに、この証人は、日常業務であることを示す書類を警察で見せられていたことまでも証言したのだった。

 つまり、警察は、この証人が行った行為が日常業務であることを知りつつ、日常業務であったことを示す書類を隠してしまい、日常業務が犯罪行為であったかのように装って立証しようとしていることが分かったのだ。

 完全なでっち上げだ。

 聞いている傍聴人や裁判官も驚いただろうが、質問しているこっちが一番、驚いた。

 「え、いま、なんて言った?」そう、言いたい気持ちを抑えて、聴き方を変えて、つぶされないように何とか固めた。


 事件の進展はおいておくとして、問題は、こういうことをいまだに警察がしているってことだ。

 怪しい奴を有罪にするためには、犯罪をでっち上げてもかまわない…そういうことなのだろう。その気持ちはおそらく、警察官の本能に近いものであり、警察の反省、自制によって解決することはできないだろう。
 
 だからこそ、取り調べの過程を証人も含めてすべて録画することでそのようなでっち上げをすることを防ぐとともに(これも一種の証拠開示)、警察官が収集したすべての証拠を弁護人側に開示するような仕組みをつくるしかない。

 昔ならそういうこともあったろうけど、今の警察にそれはないでしょう…。そう思う人もいるでしょうが、警察の本能は変えられないでしょうからね…。

 そうそう、例の3人の転び公妨について、アワープラネットTVが番組をつくってくれています。

 併せて、ご覧ください。



http://www.ourplanet-tv.org/video/contact/2008/20081112_17.html


  


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刑事裁判での99.9%有罪って誇れることか?

2008-11-14 06:57:40 | 適正手続(裁判員・可視化など)
 立場上、証拠もないのにある人を犯人だって言うわけにはいかない。なので、抽象的な話として聞いてほしいんだけど、日本の刑事罪版の有罪率が99.9%っていうのは有名だけど、これっていいことだって思いますか?

 確かに結果的に検察官のふるいにかけられ、起訴されなかった人にとってはとてもよい制度っていうことになるかもしれないが、抽象的にはその人が裁判にかけられたら、有罪になっていたかもしれない。つまり、本来、有罪になるべき証拠がある場合も、検察官の判断で起訴しないケースもあるのではないだろうか…。

 もちろん、検察官で絞れば、本来有罪となるべき人も見逃すかもしれないが、冤罪も防げるからいいのではないかという反論があるだろう。しかし、それに対しては、本気で冤罪を防ぐつもりがあるならば、なにゆえに、警察・検察が取り調べた証拠のすべてを弁護側に見せないのか?と問い返したい。

 そういう部分を改善しないでおいて、「99.9%に絞っているから冤罪も少ないはずだ」なんていうのはちゃんちゃらおかしい。

 無罪方向に働く証拠を隠しておいて、99.9%の有罪率を誇られても、それは、冤罪を次から次へ製造しているだけではないかっていう気になる。

 最初の話に戻ると、現状では、検察官は絶対に有罪と認定できるという自信がなければ、起訴しない。そうなると、かなり証拠があっても検察官の判断で起訴しないこともあるということになる。つまり、検察官がひとりで非公開で裁判をしているようなもんだ。

 世間は、網が粗いこと(犯人を逃すこと)を許さない。ならば、なぜ、検察官の絞りを批判しないのだろうか?これってダブルスタンダードではないだろうか?



 …今回のエントリーは、誤解を呼びかねないのは承知しています。しかし、いまのシステムで検察官が100%の有罪を確信した起訴をすることは、かならずしも、被疑者のためにも、社会のためにもなっていないと思うのですが、いかがでしょうか…。

 まぁ、日本では起訴の負担が大きすぎるというのはあるんだけど、それって、起訴=有罪という色眼鏡があるからだ、ともいえるしね…。

 やはり証拠開示から改善していかないと…。



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裁判員HPに異議あり!その3~公判前整理手続き隠し?!

2008-11-13 02:16:13 | 適正手続(裁判員・可視化など)
 前にも言ったように、もともとは、裁判員制度について講演するために裁判所のウェブサイトで裁判員に関する特集頁をみていただけだったんだけど、非常に恣意的なものを感じたため、2日続けて批判してきた。これで3日目。当面は、これで最後にしたい。

 本日のテーマは、公判前整理手続き。この手続きは、裁判所のHPによると(http://www.saibanin.courts.go.jp/news/pdf/navigation/1_1.pdf)、【最初の公判期日の前に,裁判所,検察官,弁護人が,争点明確にした上,これを判断するための証拠を厳選し,審理計画を立てることを目的とする手続】だ。

 分かりやすく言うと、裁判で何という問題点を、何という証拠を持って判断するか、ということを決めてしまうこと、台本のようなもんだ。

 え、ここで勝負がついてしまうのではないかと思ったあなた、偉い!そのとおり、だって、証拠とそれで争う問題点が決まっていれば、それはもう結果はほとんど見えているという感じがする。

 これでは裁判員はやる気にならない…という問題があるせいか、裁判所はこの公判前整理手続きを丁寧には説明していない。単にコラムで取り上げている程度だ。いやいや、きっとどこかに、逮捕されてから判決が下されるまでの一連の経過が説明してあるに違いない、と思って探してみたが、見あたらない。


 ようやく見つけたのが、子供用の頁(http://www.saibanin.courts.go.jp/kidz/index.html)。



 結構分かりやすい…。

 なぜ、これが大人の頁にはないんだぁ…。

 答えはどう考えても…。






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裁判員HPに異議あり!その2~証拠調べ手続きは茶番か?

2008-11-12 08:02:42 | 適正手続(裁判員・可視化など)
 昨日、裁判員制度に関する裁判所のHPに問題があると感じている旨指摘しましたが、その第2弾。今回は、弁論手続きに関するパンフレットの記述を取り上げる(http://www.saibanin.courts.go.jp/news/pdf/navigation/3_4.pdf)。

 弁論とは、証人尋問などを終えて、最後に検察官が「●●という理由で被告人は真犯人である。否認しており、反省が認められない。死刑を求める」とかいい(論告求刑)、それに対し、弁護人が「△△という理由で被告人の犯行とは認められない」などという(弁論)手続きだ。テレビドラマなどでもよく取り上げられるシーンだと思う。

 このことについて、裁判所は、次のような説明をしている。ひっかかるところがないか、考えてください。


■■引用開始■■

(弁論手続)
証拠調べ手続の終了後,検察官が「論告」と呼ばれる意見陳述を行い,最後に,被告人に対して懲役6年の刑罰を科するのが相当であるとの意見(求刑)を述べました。
次に,弁護人が「弁論」と呼ばれる意見陳述を行い,法廷で取り調べられた証拠では,被告人が犯人であると認めるにはなお合理的な疑いがあるから,被告人
は無罪であるとの意見を述べました。
事実に関する双方の意見は,それぞれの冒頭陳述とほぼ同じ内容です。
❖ ❖ ❖
最後に,被告人が「私は放火などしていませんので,公正な判断をお願いしま
す。」と述べ(最終陳述),この事件の審理は終わりました。

■■引用終了■■

どこに問題があると思いますか…。

そう、「事実に関する双方の意見は,それぞれの冒頭陳述とほぼ同じ内容です。」という一文です。この一文をここに書く必要ってありますかね?

私はこれを読んだ瞬間、昔、スリ未遂の窃盗被告事件で、犯行を目撃したというスリ担当警察官の尋問をした際、いかに目撃したという警察官の供述が怪しいかということについて細かく尋問を重ね、ある程度、警察官の供述の信憑性をたたいたつもりだったにもかかわらず、最後に裁判官が、「あなたのスリ担当警察官としての経験でこの人がスリをしようとしたと言えますか」と聞いたことを思い出した。

結局、一生懸命に証人尋問しても、無駄か…という徒労感…。

冒頭陳述とは、検察官と弁護人がそれぞれの事件の見方を発表するものです。もちろん、その最初のストーリーと最後の弁論が著しく違うことはないでしょう。でも、わざわざ、裁判員の説明のなかに、「事実に関する双方の意見は,それぞれの冒頭陳述とほぼ同じ内容です。」と書くことは、「まぁ、証人尋問とかありますけれど、たいしたことにはなりません。どうせ、証人尋問なんて茶番で、有罪ですからあまり一生懸命に証人尋問を聞かなくてもいいですよ」と言っているようにしか思えない。

証人尋問などの証拠調べ手続きを重視するなら。この一文の代わりに、「双方の意見は、証人尋問などの証拠調べの結果を受けたものとなります。双方が何を強調しているか、よく聞いておいてください」などのようなものにするべきではないだろうか…。




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裁判員HPに異議あり!~刑事裁判に臨む上でもっとも大切なことは無罪推定原則では?

2008-11-11 08:38:00 | 適正手続(裁判員・可視化など)
 裁判員裁判の開始がいよいよ、半年先まで迫ってきた。法曹三者による広報活動もますます盛んになっている。私もあるところで頼まれて、裁判員制度の解説を行った。そのために、最高裁判所の裁判員に関するホームページ(http://www.saibanin.courts.go.jp/)をチェックしたところ、なんと、無罪推定原則について、とってもないがしろにされていることが分かり、驚きまくっている…。

 最新のパンフレット(http://www.saibanin.courts.go.jp/news/navigation.html)は、本文部分が45頁まである。うち、刑事裁判に関する基礎知識という部分に8頁を割いている(http://www.saibanin.courts.go.jp/news/pdf/navigation/1_1.pdf)。

 刑事裁判の原則は、その最初の頁で取り上げられている。

 引用してみよう。

■ ■ 引用開始 ■ ■

【刑事裁判とは】
 犯罪を犯した者に刑罰を科すには,刑事裁判で有罪とされ,刑が定められなければなりません。
 検察官は,捜査の結果,被疑者が犯罪を犯しており,刑罰を科すのが相当だと判断した場合には,裁判所の裁判を求める「起訴」を行います。起訴ができるのは,国を代表する検察官だけです。
起訴された人を「被告人」と呼び,裁判所は,被告人が起訴された犯罪を犯したのかどうか(有罪かどうか),犯罪を犯したと認められる場合にはどのような刑にするかを判断します。
刑事裁判では,検察官が,「被告人が犯罪を犯したこと」を証拠により証明する責任を負います。

◆◆ 被告人の権利 ◆◆
被告人は,弁護士を弁護人として選任することができ,自分で弁護人を選任することができない場合には,国に弁護人の選任を求めることもできます(国選弁護人)。
刑事裁判では,被告人が無実の罪で処罰されることのないよう,被告人にさまざまな権利が保障されています。上記の弁護人を選任する権利もその1つですが,そのほか,法廷では,話したくないことは話す必要はなく,話さなかったということだけで不利な扱いを受けない権利(「黙秘権」)も保障されています。

◆◆ 証拠による裁判 ◆◆
刑事裁判で最も重要な原則は,被告人が有罪かどうか,あるいはどのような刑にするかは,法廷で適法に調べられた証拠によってのみ判断されるということです。証拠以外の,例えば,マスコミの報道やうわさなどによって判断することは許されません。また,被告人・弁護人は,証人などの証拠の適格性や信用性を争う機会を保障されます。

◆◆ 有罪か無罪か ◆◆
証拠によって,被告人が犯人であることが確信できれば被告人は有罪とされますが,このような確信に至らない場合(「被告人が有罪であることに合理的な疑いが残る場合」)には,被告人は有罪とはされず,無罪とされます(「疑わしきは被告人の利益に」)。
有罪の裁判が確定すれば,検察官の指揮により,刑が執行されます。
 
 
■■引用終了■■


 45頁のうち、「無罪推定」という趣旨の説明がでてくるのはここだけだ。裁判員裁判の流れを説明する中でも、当然、触れるべきことだと思うが、まったくない。しかも、このわずか一カ所でさえ、その意味を読む者に印象づけようという姿勢は感じられない。むしろ、「無罪推定隠し」をしている感さえある。

 上記引用部分の最後の段落の見出しに注目してほしい。ここは、本来、「無罪推定の原則」として、基本原則に注意して判断しましょう、という趣旨にしなければならないはずだ。

 それにもかかわらず、「有罪か無罪か」という訳の分からない見出しでお茶を濁している。疑わしいだけでは罰せられないんだ、ということの意味をきちんと理解してもらおうという姿勢は全く感じられない。

 さらに実は、「公判前整理手続き」についての記載でも、問題部分があった(というか、ほかにも散見するが、また後ほど…)。引用する。

■■引用開始■■

 公判前整理手続は,最初の公判期日の前に,裁判所,検察官,弁護人が,争点を明確にした上,これを判断するための証拠を厳選し,審理計画を立てることを目的とする手続です。
❖ ❖ ❖
 これまでの刑事裁判,特に争点が複雑な事件などでは,事案の真相を解明するため,大量の書類を証拠として採用し,また,証人に対しても長時間にわたり詳細な尋問を行った上,裁判官がこれらの書類や証人尋問の記録(調書)を読み込んで判断をするという審理が少なくありませんでした。
❖ ❖ ❖
 しかし,裁判員の負担を考えると,大量の証拠書類を読んでもらうことや,長時間にわたる詳細な証人尋問の内容を理解してもらうのは大変です。そこで,裁判員裁判では,法廷での審理を見聞きするだけで争点に対する判断ができるような審理をしなければなりません。そのためには,何よりも,争点をシンプルな形にした上で,これを証明するための証拠を最良のものに厳選することが必要です。裁判員法が,裁判員裁判ではすべての事件で公判前整理手続を行わなければならないとしているのは,このような考えからなのです。
❖ ❖ ❖
 公判前整理手続は,審理の進行を担う裁判所のリードのもとで行われ,検察官及び弁護人双方が,証拠により証明しようとする具体的事実(証明予定事実)及びこれを立証するための証拠を請求するとともに,その内容を相手方に示します(証拠の開示)。これに対し,双方は,相手方の証明予定事実をどのように争うかを具体的に明らかにしながら,争点を絞っていきます。これまでは,請求予定のもの以外の検察官の手持ち証拠が開示されないことを理由に,弁護人が,早期に主張を明らかにしたり争点を絞ることに難色を示すこともありました。公判前整理手続では,このような手持ち証拠の開示に関する争いも裁判所が裁定しますので,弁護人が早期に主張を明らかにしやすい環境ができます。また,公判前整理手続では,証拠の採否の決定,公判期日の指定なども行われ,具体的な審理計画が立てられます。
❖ ❖ ❖

■■引用終了■■


どこが問題かお分かりでしょうか?

【これまでは,請求予定のもの以外の検察官の手持ち証拠が開示されないことを理由に,弁護人が,早期に主張を明らかにしたり争点を絞ることに難色を示すこともありました。公判前整理手続では,このような手持ち証拠の開示に関する争いも裁判所が裁定しますので,弁護人が早期に主張を明らかにしやすい環境ができます。】

という部分だ。本来、検察官が手持ち証拠を開示しないこと自体が問題なのに、いかにも弁護人がごねているような書き方だ。捜査側に不利な証拠を隠すこと自体が問題であるはずなのに…。


ということで、裁判員ウェブサイトの問題点を見つけた方は、コメントを残してください。なお、コメントを非公開としたい方はその旨記載してください。




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麻生邸を見学しようとして逮捕された3人が無実であることを示す一部始終~3つのビデオ

2008-11-01 08:40:56 | 適正手続(裁判員・可視化など)
 麻生邸を見学しようとした3人が逮捕された件は、多くのブログで解説されていますが、一応、ここでも、一部始終が分かる形で掲載しておきます。なお、追記した11月6日のイベントにはぜひ参加しましょう!

 3人を含むグループは、事前に渋谷署の警察官と打ち合わせをし、車道を歩かなければ大丈夫などと言われたが(①)、公安らしき警察官がまず警告する必要があるなどと打ち合わせをしつつも、急遽、何もしていない3人に体当たりをしていき(②)、何も分からないまま3人が逮捕された(③)という状況です。

 以下、順に①、②、③のビデオをみると、いかに日本の警察が恐ろしい組織であるかが分かります。

 皆さんのブログにもぜひ、この3つのビデオを埋め込んでください。


①「渋谷署警察官との事前打ち合わせ@ハチ公前」

http://jp.youtube.com/watch?v=VukCiIa0BDc






②「10/26 渋谷、逮捕前に打ち合わせするデカ」

http://jp.youtube.com/watch?v=Rc0Z0Yvde8E






③「10/26 麻生邸宅見学に向かおうとしたら逮捕」

http://jp.youtube.com/watch?v=3Uw701vV15U






【追記】

// でてこい3人! でてこい麻生!! //
麻生邸リアリティツアーの不当逮捕に抗議する集会

○日時:11月6日(木)19時~
○場所:総評会館203号室(千代田区神田駿河台3-2-11 TEL03-3253-1771)
○交通:地下鉄東京メトロ千代田線「新御茶ノ水駅」B3出口すぐ。東京メトロ丸ノ内線「淡路町駅」B3出口徒歩5分。都営地下鉄新宿線「小川町駅」B3出口徒歩3分。JR「御茶ノ水駅」聖橋口徒歩5分

■ 主催:麻生でてこい!! リアリティツアー救援会 ■
連絡先:asouq@sanpal.co.jp
blog:http://asoudetekoiq.blog8.fc2.com/


 10月26日、反戦と抵抗の祭〈フェスタ〉のプレ企画である「リアリティツアー2――62億ってどんなだよ。麻生首相のお宅拝見」において、3名が不当逮捕されました。現在、3名ともに10日間の勾留がつき、いぜんとして身柄を拘束されたままでいます。わたしたちは、警察によるいわれのない弾圧に、はげしい怒りを感じています。
 しかし、世の中に無数に存在するツアーのうち、なぜこのツアーだけが妨害されたのでしょうか。いまわたしたちの身のまわりで生じている「格差」「貧困」は、あきらかに政権与党の政策に原因があります。小泉から安倍、福田にいたるまで、政府は金持ちを優遇する一方で、貧しい人びとを切り捨てる新自由主義政策をすすめてきました。麻生内閣も、従来の政策を変更するきざしはまったくありません。
 最近の報道では、土地だけでも62億円といわれる大豪邸に住み、射撃や飲食にいそしんでいる麻生首相の浮世ばなれした暮らしぶりが報じられていました。
ツアーは、そんな人物が「格差」「貧困」の問題を解決できるのか、大豪邸をこの目で見て、話をしてみようという趣旨のものでした。警察は、このような趣旨をもったツアーを意図的に妨害し、不当逮捕を行ったのです。
 わたしたちは、警察の非道をぜったいに許すことができません。ありもしない罪を着せようとしている警察に断固抗議し、3名をすぐに釈放させるために、ぜひいっしょに声をあげてください。

 3人を返せ。「格差」「貧困」を作りあげてきた責任者であり、今回の警察の不始末の責任をとるべき立場にある麻生太郎首相はここへきて応えろ。
 でてこい3人! でてこい麻生!!






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ようこそ、日本へ。首相の家を見学するだけであなたは逮捕されます

2008-10-29 04:54:24 | 適正手続(裁判員・可視化など)
 皆さん、日本を訪問してください。日本はとても安全です。まずは、次のビデオを見てください。3人の市民が渋谷で逮捕されました。

http://jp.youtube.com/watch?v=3Uw701vV15U




 逮捕された理由は、3人が首相の家を見学しようとしたためです。
 日本では、そのように秩序が保たれています。
 あなたは、被疑者らが逮捕された理由を知りたいですか?その理由は、公務執行妨害です。
 あなたは、首相の家を見に行くことが公務執行妨害になる理由を知りたいですか?私には分かりません。彼らは、首相がホテルのバーで気持ちよくウイスキーを飲むことを妨害したのかもしれません。
 ただ町を歩いていることが公務執行妨害になったようにも見えます。私の視力が悪いのでしょう。
 この映像は、現在の日本で起きた事実を撮したものです。

 皆さん、日本を訪問してください。日本はとてもプライバシーが守られています。警察は、市民が首相の家を見学しようとすると彼らを逮捕します。 日本では、そのように、プライバシーが守られています。あなたが、日本に来たら、あなたの指紋は登録され、あなたの顔の写真を撮されます。あなたが、町を歩くと、警察がビデオカメラであなたを撮影します。あなたが、車を運転すると、警察が道路のカメラであなたを撮影します。日本では、そのように、プライバシーが守られています。

 ようこそ、日本へ。あなたが日本の本当の姿を見ようとしない限り、あなたは歓迎されます。





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observer la maison du premier ministre

2008-10-29 04:50:16 | 適正手続(裁判員・可視化など)
Bienvenu à Japon.Comme pour vous, vous êtes arrêtés juste pour observer la maison du premier ministre

 Veuillez visiter Japon, tout le monde.Le Japon est très sûr.En premier s'il vous plaît montre la prochaine vidéo.Trois citoyens ont été arrêtés dans Shibuya.

http://jp.youtube.com/watch?v=3Uw701vV15U



 La raison arrêtée est parce que trois personnes allaient observer la maison du premier ministre.
 Au Japon, l'ordre est maintenu comme cela.
 Est-ce que vous voulez savoir la raison pourquoi les suspects ont été arrêtés?La raison est de l'intervention avec un gouvernement officiel dans l'exécution de ses devoirs.
 Est-ce que vous voulez savoir la raison pourquoi il devient l'intervention avec un gouvernement officiel dans l'exécution de ses devoirs d'aller regarder la maison du premier ministre?Je ne le comprends pas.Ils ont pu interférer avec le premier ministre qui boit confortablement whisky dans la barre de l'hôtel.
 Mais il paraît être devenu l'intervention avec un gouvernement officiel dans l'exécution de ses devoirs de marcher la ville.Ce sera que j'ai la mauvaise vue.
 Cette image a fait un bouton du fait que s'est passé dans le Japon courant.

 Veuillez visiter Japon, tout le monde.Au Japon, le secret est suivi beaucoup.Lorsqu'un citoyen va observer la maison du premier ministre, la police les arrête. Au Japon, le secret est suivi comme cela.Si vous venez à Japon, votre empreinte digitale est enregistrée et il est fait un bouton de la photographie de votre visage.Lorsque vous marchez la ville, la photographie de la police vous dans un appareil-photo de la vidéo.Lorsque vous conduisez une voiture, la photographie de la police vous avec l'appareil-photo de la route.Au Japon, le secret est suivi comme cela.

 Bienvenu à Japon.Vous êtes accueillis à moins que vous alliez regarder un vrai chiffre japonais.

observar la casa del primer ministro simplemente

2008-10-29 04:44:49 | 適正手続(裁判員・可視化など)
Bienvenido a Japón.En cuanto a usted, se arresta para observar la casa del primer ministro simplemente

 Visite Japón, todos.Japón está muy seguro.Al principio por favor el reloj el próximo video.Se arrestaron tres ciudadanos en Shibuya.

http://jp.youtube.com/watch?v=3Uw701vV15U



 La razón arrestada es porque tres personas iban a observar la casa del primer ministro.
 En Japón, el orden se guarda así.
 ¿Quiere saber la razón por qué se arrestaron sospechosos?La razón es la interferencia con un oficial gubernamental en la ejecución de sus deberes.
 ¿Quiere saber la razón por qué se vuelve la interferencia con un oficial gubernamental en la ejecución de sus deberes para ir a mirar la casa del primer ministro?No lo entiendo.Pueden haber interferido con el primer ministro que bebe el whisky cómodamente en la barra del hotel.
 Pero parece se haber vuelto la interferencia con un oficial gubernamental en la ejecución de sus deberes para pasear el pueblo.Será que tengo la vista mala.
 Este cuadro hizo un bulto del hecho que pasó en Japón actual.

 Visite Japón, todos.En Japón, el retiro se sigue muy.Cuando un ciudadano va a observar la casa del primer ministro, el policíaco arréstelos. En Japón, el retiro se sigue así.Si viene a Japón, su huella digital es registrada y se hace un bulto de la fotografía de su cara.Cuando pasea el pueblo, la fotografía policíaca usted en una cámara de vídeo.Cuando maneja un coche, la fotografía policíaca usted con la cámara del camino.En Japón, el retiro se sigue así.

 Bienvenido a Japón.Se da la bienvenida a menos que va a mirar una verdadera figura japonesa.

你只是以参观首相的家你被逮捕

2008-10-29 04:43:41 | 適正手続(裁判員・可視化など)
欢迎,日本。你只是以参观首相的家你被逮捕

 诸位,请访问日本。日本非常安全。请首先,看下面的录像。3个市民以涩谷被逮捕了。

http://jp.youtube.com/watch?v=3Uw701vV15U




 被逮捕了的理由,因为是3人打算参观首相的家。
 在日本,那样秩序被保持。
 你,想知道嫌疑犯们被逮捕了的理由吗?那个理由,是公务执行干扰。
 你,想知道去看首相的家的事成为公务执行干扰的理由吗?我不明白。他们,是妨碍首相在宾馆的酒馆心情舒畅喝威士忌酒的事的。
 只有奔走在城市的事象成为了公务执行干扰一样地也显现出来。我的视力坏吧。
 这个映像,做了在现在的日本起来了的事实撮。

 诸位,请访问日本。日本非常隐私被保持。警察,市民打算参观首相的家的话逮捕他们。 在日本,那样,隐私被保持。如果你,来了日本,你的指纹被登记,被做你的脸的照片撮。你,走在城市的话,警察摄影机你摄影。你,驾驶车的话,警察用道路的照相机你摄影。在日本,那样,隐私被保持。

 欢迎,日本。你如果不打算看日本真的身姿,你被欢迎。

수상의 집

2008-10-29 04:43:08 | 適正手続(裁判員・可視化など)
어서 오십시오, 일본에.당신은 수상의 집을 견학하는 것만으로 당신은 체포됩니다

 여러분, 일본을 방문해 주세요.일본은 매우 안전합니다.우선은, 다음의 비디오를 봐 주세요.3인의 시민이 시부야에서 체포되었습니다.

http://jp.youtube.com/watch?v=3Uw701vV15U




 체포된 이유는, 3명이 수상의 집을 견학하려고 했기 때문입니다.
 일본에서는, 그처럼 질서가 유지되고 있습니다.
 당신은, 피의자등이 체포된 이유를 알고 싶습니까?그 이유는, 공무 집행 방해입니다.
 당신은, 수상의 집을 보러 가는 것이 공무 집행 방해가 되는 이유를 알고 싶습니까?나에게는 모릅니다.그들은, 수상이 호텔의 바로 기분 좋게 위스키를 마시는 것을 방해했을지도 모릅니다.
 단지 마을을 걷고 있는 것이 공무 집행 방해가 된 것처럼도 보입니다.나의 시력이 나쁠 것입니다.
 이 영상은, 현재의 일본에서 일어난 사실을 촬 한 것입니다.

 여러분, 일본을 방문해 주세요.일본은 매우 프라이버시를 지켜지고 있습니다.경찰은, 시민이 수상의 집을 견학하려고 하면 그들을 체포합니다. 일본에서는, 그처럼, 프라이버시를 지켜지고 있습니다.당신이, 일본에 오면, 당신의 지문은 등록되어 당신의 얼굴의 사진을 촬 됩니다.당신이, 마을을 걸으면, 경찰이 비디오 카메라로 당신을 촬영합니다.당신이, 차를 운전하면, 경찰이 도로의 카메라로 당신을 촬영합니다.일본에서는, 그처럼, 프라이버시를 지켜지고 있습니다.

 어서 오십시오, 일본에.당신이 일본의 진짜 모습을 보려고 하지 않는 한, 당신은 환영됩니다.

Arrested for visiting Prime Minister's house

2008-10-29 04:29:59 | 適正手続(裁判員・可視化など)
Welcome to Japan. Only because you visit Prime Minister's house, you are arrested.


Ladies and gentlemen, please visit Japan. Japan is very safe. First of all, please look at the following video. Three citizens were arrested in Shibuya.

http://jp.youtube.com/watch?v=3Uw701vV15U



The arrested reason is that three people tried to visit Prime Minister's house.
Order is maintained like that in Japan.
Do you want to learn the reason why suspects are arrested?The reason is crime of obstructing the performance of official duty.
Do you want to learn the reason why going to see Prime Minister's house becomes crime of obstructing the performance of official duty?I do not understand. They might have obstructed Prime Minister's drinking the whisky in the hotel bar pleasantly.
However, walking in the town seems to have become crime of obstructing the performance of official duty. My eyesight might be bad.
This image is ..occurring fact.. ..taking.. in present Japan.

Ladies and gentlemen, please visit Japan. As for Japan, privacy is very defended. When the citizens try to visit Prime Minister's house, the police arrest them. Privacy is defended like that in Japan. When you come to Japan, your fingerprint is registered, and ..photograph of your face.. ..taking... The police take a picture of you with the video camera when you walk in the town. The police take a picture of you with the camera of the road when you drive the car. Privacy is defended like that in Japan.

Welcome to Japan. You are welcomed as long as you do not try to see a true appearance
of Japan.

ようこそ、日本へ~警察の取り調べを監視する新しいシステムを経験してください

2008-10-28 08:42:17 | 適正手続(裁判員・可視化など)
皆さん、注目してください。これは、被疑者への尋問を透明にする新しい方法です。日本がそれを開発しました。

取り調べ室にガラス窓を設置し、その窓を厚い幕で覆う。これは簡単でしょう?

使い方も簡単です。被疑者への尋問が適正に行われているかどうかをチェックする警察内部の担当者が、ときどき、ガラス窓から取り調べの様子を確認するのです。もし、警察官が被疑者に対し、暴力や恫喝で自白を強要していたとすれば、担当者はすぐに尋問を中止させることができます。

被疑者への尋問を録画する方法が世界標準です。しかし、録画しているだけでは不十分です。すぐに不正な行為を止めることができることが大切です。

もしかして、皆さんは、次のような質問をするのではないですか?

被疑者への尋問をチェックする担当者が警察署に来たら、一斉に取調室に連絡が入るのではないか?したがって、効果がないのではないか?

私は皆さんの国の警察のことを知りませんが、日本の警察は、そんな不公正なことはしません。日本の警察にはフェア精神があります。

日本の裁判では、警察官が取り調べた証拠のうち、警察にとって有利なものしか出しません。被疑者が無実であることを示す証拠があっても絶対に出しません。

また、日本では、被疑者を警察署に勾留するので、朝早くから夜遅くまで被疑者を尋問をすることができます。

もちろん、被疑者が取り調べを拒否することは法律で認められていません。被疑者は、取調室までは来なければなりません。

被疑者への尋問に弁護士が立ち会うことは認められていません。

このように、日本では、警察に一方的に有利な制度になっています。なぜならば、日本の警察はフェア精神を持っているからです。

警察が強い力を間違って使わないようにチェックするシステムは、必要ないのです。

日本はITが進んでおり、取調室に録画装置を設置することは簡単ですが、録画装置は設置する必要がないのです。

ようこそ、日本へ。日本では、警察のあなたへの尋問を体験してください。安心してください。その尋問は、その新しい方法で透明化されています。

(写真:2008年8月27日付東京新聞)




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★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
★「News for the People in Japanを広めることこそ日本の民主化実現への有効な手段だ(笑)」(ヤメ蚊)
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심문

2008-10-28 08:36:08 | 適正手続(裁判員・可視化など)
일본의 경찰의 새로운 심문을 경험해 주세요

여러분, 주목해 주세요.이것은, 피의자에게의 심문을 투명하게 하는 새로운 방법입니다.일본이 그것을 개발했습니다.

조사실에 유리창을 설치해, 그 창을 두꺼운 막으로 가린다.이것은 간단하겠지요?

사용법도 간단합니다.피의자에게의 심문이 적정하게 행해지고 있는지 어떤지를 체크하는 경찰 내부의 담당자가, 가끔, 유리창으로부터 조사의 모습을 확인합니다.만약, 경찰관이 피의자에 대해, 폭력이나 공갈로 자백을 강요하고 있었다고 하면, 담당자는 곧바로 심문을 중지시킬 수 있습니다.

피의자에게의 심문을 녹화하는 방법이 세계 표준입니다.그러나, 녹화하고 있는 것 만으로는 불충분합니다.곧바로 부정한 행위를 멈출 수 있는 것이 중요합니다.

혹시, 여러분은, 다음과 같은 질문을 하는 것은 아닙니까?

피의자에게의 심문을 체크하는 담당자가 경찰서에 오면, 일제히 취조실에 연락이 들어오는 것은 아닌가?따라서, 효과가 없는 것이 아닌가?

나는 여러분의 나라의 경찰을 모릅니다만, 일본의 경찰은, 그렇게 불공정한 (일)것은 하지 않습니다.일본의 경찰에게는 페어 정신이 있습니다.

일본의 재판에서는, 경찰관이 조사한 증거 가운데, 경찰에 있어서 유리한 것 밖에 내지 않습니다.피의자가 무실인 것을 나타내는 증거가 있어도 절대로 내지 않습니다.

또, 일본에서는, 피의자를 경찰서에 구류하므로, 아침 일찍부터 밤 늦게까지 피의자를 심문을 할 수 있습니다.

물론, 피의자가 조사를 거부하는 것은 법률로 인정되고 있지 않습니다.피의자는, 취조실까지는 오지 않으면 안됩니다.

피의자에게의 심문에 변호사가 입회하는 것은 인정되고 있지 않습니다.

이와 같이, 일본에서는, 경찰에 일방적으로 유리한 제도가 되어 있습니다.왜냐하면, 일본의 경찰은 페어 정신을 가지고 있기 때문입니다.

경찰이 강한 힘을 틀려 사용하지 않게 체크하는 시스템은, 필요없습니다.

일본은 IT이 진행되고 있어 취조실에 녹화 장치를 설치하는 것은 간단합니다만, 녹화 장치는 설치할 필요가 없습니다.

어서 오십시오, 일본에.일본에서는, 경찰인 당신에게의 심문을 체험해 주세요.안심해 주세요.그 심문은, 그 새로운 방법으로 투명화되고 있습니다.

(사진:2008년8월 27 일자 도쿄 신문)