tokyo_mirage

東京在住・在勤、40代、男。
孤独に慣れ、馴れ、熟れながらも、まあまあ人生を楽しむの記。

つぶやき0428

2017-04-28 14:48:41 | つぶやき


Suchmosからの類推で、ジャミロクワイに“今さら”目覚めてCDを買い(このベストアルバムの発売ですらもう10年以上前だ)、茶碗を洗う時に(それ以外で「ながら」で音楽を聴くシチュエーションもないので)好んで聴いていたのだが、それも2月か3月くらいの話。ふと“今さら”そのことに気づいてここに記す。

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だいぶ昔だが、知名度では中堅どころ(「顔は知ってるけど名前は思い出せない」というレベル)の初老の俳優と話をする機会があった。「ダメなオジサン」を演じることの多いその俳優は「ボート小屋のオヤジが気になるんだよね。ボート小屋のオヤジが…」としきりに言っていた。

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なんで「ボート小屋のオヤジ」なの?とその時は思っていたのだが、今はなんとなくわかる気がする。もちろん、客が殺到して大繁盛、という水辺(湖なのか池なのか川なのか)ではない。本当にこれでやっていけてるの?と思えてしまうような、うら淋しい水辺、そこに建つ粗末な小屋の主である。

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ま、ダメ人間の夢想ってことですな。…ただ、自分がそういう「ボート小屋のオヤジ」になったら、あれこれ修繕し始めたり、周りに花を植え始めたり、何か売り物をこさえ始めたり、かえってそれなりに活発に動き出しそうな気もする。本当は人当たりも良くないくせに、妙に人恋しげになるかも知れない。

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そうこうするうちに、今年も3分の1が過ぎようとしている。