tokyo_mirage

東京在住・在勤、40代、男。
孤独に慣れ、馴れ、熟れながらも、まあまあ人生を楽しむの記。

6億円を手にして変わる人生

2012-12-04 19:04:56 | 雑感
妄想の定番、「宝くじで6億円当たったら」。

「当たったその日の行動」については前に記した
では、いざ6億円が自分の手中に収まったら。

今の仕事を続けるかは微妙だ。

決して悪い待遇でも環境でもない。(贅沢を言ったらバチが当たると思う)。
交友関係の乏しい僕にとっては、ほとんど唯一に近い「社会との接点」でもある。
また、独身の身としては、たとえ6億円の資産があろうとも、
「無職」になることによる「結婚へのハンディ」も感じざるを得ない。

一方で、「月曜から金曜まで、毎日決まった時刻に決まった場所へ行く」生活、
「何かをせねばならぬ、何かをさせられる」生活からは脱したいとも思う。

ここは思い切って退社すべきだろうな。
なにしろ、それこそ“まるで宝くじに当たったかのような”究極の奇跡が
自分の身に起こったわけだから、行動は思い切るべきなのだ。

では、仕事を辞めて代わりに何をするか。

旅に出る。それを何らかのかたちでアウトプットする。

「アーティスト」を標榜する。予算と暇に飽かせて何らかの「作品」を生み出す。

菜園を開く。野菜や果物を育てる。
(「農業をやる!」とまでは高らかに宣言できない。そこまでは腰が引ける)

あるいは趣味的にいろいろなアルバイトを単発でこなしたり、
いろいろなボランティア(できれば制度化されていないジャンルで)に徹する。
そうして社会の様々な実相を見て回る。交友関係も意外と広がるかも知れない。
(そして、やはりその先にもアウトプットがともなうべきだろう)。

言えるのは、今の居住地にこだわる必要はない、ということだ。
「自分探し」というちょっと愚かしい響きの言葉は使わないが、「居場所探し」はするかも知れない。
たとえばその結果、過疎地の無人駅で「管理人」になることを決め込んだり、
風光明媚な土地の鄙びた寺院で「小坊主」になることを決め込んだり、
暑い夏と寒い冬とで、あるいは都会と田舎とで、地域を住み分けたりすることもあるかも知れない。

…こうして考えると、自分は6億円を「散財する」ことにはあまり興味がないんだな、と思う。
豪華な物が買いたい、豪勢なことがしたい、という気はあまりしないのだ。

一生分の生活資金を確保することで、
「金のために仕方なく何かをする」ことから解放され、
「途方もない自由」を手にすることにこそ、自分の喜びがある気がする。

ただちなみに…年末ジャンボ宝くじはまだ買ってない。

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