tokyo_mirage

東京在住・在勤、40代、男。
孤独に慣れ、馴れ、熟れながらも、まあまあ人生を楽しむの記。

春日武彦がテレビに出てるよ!…と思ったが

2013-01-30 23:49:01 | 今日の出来事
ニュースを見ようとNHKをつけていたら、BSの番宣が流れ、そこにちらっと「春日先生」なる人が映り、
え?まさかあの春日武彦?と思い驚いた。

精神科医の春日武彦の著作は好きで、ほとんどすべて読んでいる。
でも、「テレビは見ないし興味もない」とか何かの本で言ってなかったか?
著作を読む限りでも、いかにもテレビのミーハーな空気とは対極にある感じだったのに。

ともあれ、期待して見てみた。「こころ カレシ」なる番組。

結論から言うと、全く面白くなかった。

再現ドラマがあって、あなたならこのシチュエーションでA・B・Cどのパターンの行動を取りますか、
Aを選んだあなたは実は○○です、Bを選んだあなたは実は○○です…というやつ。
おいおい、いつの時代のテレビだよ…と失笑がこぼれそうな、カビの生えた企画の「恋愛心理テスト」もの。

番組の冒頭で春日武彦は「ちょっと意地悪な春日先生」と紹介され
(確かに彼の著作の筆致は結構シニカルなのだ)、
さてどんな「意地悪」をしでかしてくれるんだろう…と期待したのに、
「アンビリバボー」におけるビートたけしのような、決められたセリフを棒読みさせられるだけの、
要するにいてもいなくてもいいような「お飾り」に過ぎなかった。
出演する室井佑月・道端アンジェリカ・黒沢かずこと分析結果について論戦でも繰り広げてくれるのなら
多少は面白くもなったろうに、直接の絡みはなし。
番組の「監修」はしているようだけど、露出は中途半端なこの程度が先生の限界だったのか?
でも、こんな企画だったら、富田隆とか名越康文とかにでもやらせとけばよかったんじゃないの?

春日武彦にこの企画を持ち込んだスタッフの意図もよくわからないし、
仕事を受けた春日武彦の意図もよくわからない。
どうせ春日武彦を出すなら、もっと深みも面白みもある企画のやりようもあったろうに、残念。

   ◇

BSの番組と言えば、正月に放送していたのを録画で今夜ようやく見た
BS-TBSの「世界の旅行会社が選ぶ世界で最も美しい街ベスト10」が実に酷かった。
何が酷いって、ナレーション。頭が悪すぎるのだ。

「重厚さ」を「ジュウアツさ」と読んでいたり (思わずプレイバックして聞き直しちゃったよ)
「特徴は○○が特徴です」 (どっちか切れよ)
「メキシコシティーは人口○万人が暮らす大都市です」 (「人口~が暮らす」はおかしいでしょ?)
「ここでは岩塩鉱がありました」 (「ここ“に”は」だよね)

気づいて覚えているだけでもこれだけ。すごいな。
文章自体も酷いが、読み方も酷い。
何人かの女性がブロックごとに交代で読んでいるのだが、
抑揚のつけ方や、鼻のかけ方の気取りもわざとらしく、まるでエレベーターガールのようだった。
いったいどこのシロウトなんだ?と思ってエンドロールを見たら、全員TBSの局アナだった。
…ある意味納得したけど。

BSの名誉のために言っておけば、地上波にはないような素晴らしい番組も中にはある。
でも、酷い番組はとことん酷い。
玉石混交だな。

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「上手な運転」というのは結局…

2013-01-30 15:16:21 | 雑感
車を運転していて思うだが、「上手な運転」というのは結局、

「アクセルとブレーキを踏む総量が少なくて済む運転」

ではないかと思う。

車庫入れや縦列駐車でも車の取り回しの下手さ加減は露呈してしまうが、
所詮、車を停めることというのは、全ドライブのうちの最後の1分間だけの話だ。
それよりも、全ドライブの99%を占める走行中の車の扱い方にこそ、
運転の上手・下手というのは出てくるものだろう。

車を走らせていると、前を走る車が、信号でも渋滞でもカーブでもないのに
ブレーキを踏むのを見ることがある。これなどは「下手」の最たる例。
「アクセルかブレーキのどちらか一方を必ず踏む」という運転をしているか、
さもなくば、前の車との距離感をつかめずに接近しすぎてしまっているのか。
いずれにしても「惰性走行」がうまくできないということだ。
前方の信号が赤なのに、突っ走っていく車もある。
で、信号の手前ギリギリで、つんのめるようにブレーキをかけたりしている。
信号を見ていないか、無意味にせっかちなのか。
アクセルとブレーキをだいぶムダに使っている。

僕は「うまい運転」というより「エコな運転」を意識しているので、
前の信号が赤なら、その信号が結構遠くでも、即座にアクセルから足をはずす。
で、惰性だけで信号まで近づいていって、うまい具合に信号が青に変わって、
停止することなく信号を通過できたりすると、「よし!」と思う。
惰性だからブレーキもアクセルも踏まない。
結果的に、余計な力がかからない、スムーズな運転になる。
「後続車からしたらちょっとイラつく運転では?」と人は言うかも知れないが、
イラついてしまうとしたら、それは車間距離を空けずに僕に接近しすぎているからだ。
充分な車間距離を空けていれば、僕と同じように惰性だけでいけるはず。

前車に接近しすぎると、前車のスピード調整に金魚のフンのように合わせなきゃいけなくなってしまう。
だから車間距離も充分空ける。常に割り込まれてもいいくらいのスペースを。
一つ前の車が、前方を見通しづらくする背の高いバスや大型トラックとかならなおさら。
「どうぞ僕の前に割り込んでください」ってなもんだ。
あくまで、「前車との間を一定に広く空けておく」運転であって、
「前車とだんだん差が開いていく」ノロノロ運転ではない。
昔、「法定速度を守ります」と、営業車でもないのに標語ステッカーをリアウィンドウに貼りつけて、
頑として法定速度を超えない運転をしていた車があったけど、ありゃ独り善がりで迷惑だな。

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