tokyo_mirage

東京在住・在勤、40代、男。
孤独に慣れ、馴れ、熟れながらも、まあまあ人生を楽しむの記。

「上手な運転」というのは結局…

2013-01-30 15:16:21 | 雑感
車を運転していて思うだが、「上手な運転」というのは結局、

「アクセルとブレーキを踏む総量が少なくて済む運転」

ではないかと思う。

車庫入れや縦列駐車でも車の取り回しの下手さ加減は露呈してしまうが、
所詮、車を停めることというのは、全ドライブのうちの最後の1分間だけの話だ。
それよりも、全ドライブの99%を占める走行中の車の扱い方にこそ、
運転の上手・下手というのは出てくるものだろう。

車を走らせていると、前を走る車が、信号でも渋滞でもカーブでもないのに
ブレーキを踏むのを見ることがある。これなどは「下手」の最たる例。
「アクセルかブレーキのどちらか一方を必ず踏む」という運転をしているか、
さもなくば、前の車との距離感をつかめずに接近しすぎてしまっているのか。
いずれにしても「惰性走行」がうまくできないということだ。
前方の信号が赤なのに、突っ走っていく車もある。
で、信号の手前ギリギリで、つんのめるようにブレーキをかけたりしている。
信号を見ていないか、無意味にせっかちなのか。
アクセルとブレーキをだいぶムダに使っている。

僕は「うまい運転」というより「エコな運転」を意識しているので、
前の信号が赤なら、その信号が結構遠くでも、即座にアクセルから足をはずす。
で、惰性だけで信号まで近づいていって、うまい具合に信号が青に変わって、
停止することなく信号を通過できたりすると、「よし!」と思う。
惰性だからブレーキもアクセルも踏まない。
結果的に、余計な力がかからない、スムーズな運転になる。
「後続車からしたらちょっとイラつく運転では?」と人は言うかも知れないが、
イラついてしまうとしたら、それは車間距離を空けずに僕に接近しすぎているからだ。
充分な車間距離を空けていれば、僕と同じように惰性だけでいけるはず。

前車に接近しすぎると、前車のスピード調整に金魚のフンのように合わせなきゃいけなくなってしまう。
だから車間距離も充分空ける。常に割り込まれてもいいくらいのスペースを。
一つ前の車が、前方を見通しづらくする背の高いバスや大型トラックとかならなおさら。
「どうぞ僕の前に割り込んでください」ってなもんだ。
あくまで、「前車との間を一定に広く空けておく」運転であって、
「前車とだんだん差が開いていく」ノロノロ運転ではない。
昔、「法定速度を守ります」と、営業車でもないのに標語ステッカーをリアウィンドウに貼りつけて、
頑として法定速度を超えない運転をしていた車があったけど、ありゃ独り善がりで迷惑だな。

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