tokyo_mirage

東京在住・在勤、40代、男。
孤独に慣れ、馴れ、熟れながらも、まあまあ人生を楽しむの記。

パーティー嫌い

2013-01-11 23:57:44 | 今日の出来事
新年ということで立食パーティーがあり、業務の一環なので仕方なく出てきた。

立食パーティーというのは実に退屈だな。
まず第一に、いわゆる「社交の場」というのが自分には合わない。仕事が絡むならなおさら。
もちろん、露骨につまらなそうな顔をしたりはせず、愛想笑いだってするし、大袈裟な相槌だって打つし、
拍手をする時はそれなりに盛り上がったフリもするわけだ。
ともすれば「ハァー…」と溜め息をつきそうなのをこらえてね。

今、辞書で「社交」という言葉をあらためて引いたら、
「社交界」という言葉が出てきて、こう書いてあった。

【上流階級の人々が互いに招待し合ったりして交際する社会】

そうか。
「社交」というのは単に人と人とが交わるだけじゃなくて、
「上流階級の人同士が」っていう但し書きつきなのか。
その鼻持ちならなさ、とりすました感じが、俺が好きになれないわけだよ。

食い物も別に美味くない。いや、金はかかっているに違いないのだ。でも美味くない。
しかも立って食わなきゃいけない。立ち食いというのは実に品のない行為だ。
酒もあまり飲まない自分は、タダ酒で酔ってやろうという魂胆も湧かない。

ビンゴとかくじ引きのようなゲームがあり、妙にうわずった派手さでプレゼントが放出される。
自分は人並みに意地汚い人間だと思うが、脈略もなく「不労所得」を得ても嬉しいとは思わない。
鷹揚に貰っておいて平然としている「ごっつぁん体質」でもない。
むしろ何かを貰ったら、その分何かを売り渡してしまった気にさせられ(仕事絡みだからなおさら)、
後味が引っかかることに面倒臭さを覚えてしまう。

この手の宴の後は、大量の残飯が出される。痛ましく思う。
その上、「金はかかっていそうだが愚にもつかない」、
下手をすれば帰り道の駅のゴミ箱に放り込んでいきたくなるような土産もあったりする。
でも、そういう馬鹿馬鹿しい「無駄」は、自分のコントロールできるところではない。
嫌な気分になる。早く自分の小さな身辺の「つつましさ」の中に帰りたくなる。

パーティーなんて、アメリカ映画のワンシーンだけで結構だ。

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