職場の横には小川と遊歩道がある。縄文貝塚の林に向かう途中にはアシの湿原があって普段は誰も踏み込むことはできない。しかし先日までの乾燥の日々が続いたおかげで湿原も乾燥気味で中に入っていくことが出来た。まず見つけたのがイネ科イヌビエの群生。
花序が紫褐色を帯びるものと淡緑色のものがあるし芒(ノギ)の長さも様々のものがある。
共通した特徴は葉舌がない点だろう。
類似種(亜種)にはタイヌビエ、ヒメタイヌビエ、ケイヌビエ、ヒメイヌビエ などがあるらしい。小穂の芒の長さなどが異なるが、実際に区別は難しいなあ。