せっかち散歩

ゆっくり急げ、時間がないから

ハラビロカマキリ

2013-11-04 | 日記

ウメノキゴケの生えたウメの木に大きなカマキリを見つけた。オオカマキリとは少し違って腹が横広い。ハラビロカマキリだろう。




離れて観察していると体を前後に小さく振動させながら少しずつ上に登っていく。パーキンソン病ではあるまいしその震えるような小刻み歩行は一体何を意味するのだろう。リズムをとっているようにも見える。獲物や敵に移動しているのを悟られない方法なのかもしれない。



カマキリの目は不思議。黒眼すなわち瞳がいつも観察者を見ている。カマキリの目は複眼なので瞳が存在するはずはない。この黒点は偽瞳孔(pseudopupil)と呼ばれて複眼を構成する個眼の奥を覗ける方向のみが黒く見えている。確かにカマキリは360度どの方も見えるんだ。

花壇の花 ~ イモカタバミ、ショウジョウソウ、ガザニア、ニチニチソウ、ガイラルディア

2013-11-04 | 日記
数日前にブックオフで買ってきた「生き方上手」日野原重明著(ユーリーグ出版、2001年)を読んでみた。生き方の知恵や死を意識した生き方を教えてくれる本だった。あるホスピスには常にひとシーズン先の京都百景が飾られているそうだ。春にはまばゆい深緑が、夏には紅葉する山々が、秋には白銀の木立、そして冬には満開の桜が壁一面に広がっている。次の季節をもう一度と待ち望む気持ちが湧けばそれは確かに今日一日を生きようという希望につながるかもしれない。


通勤途中にある団地で花壇に咲く花を見つけた。どこにでも植えられている人気の花ばかり。

イモカタバミ カタバミ科

イモカタバミは道端にも生えている雑草かもしれないけれど太陽にあたると花弁が美しく輝く。葯は花粉で黄色く、全草毛深い感じ。葉の縁に近いところにはぶつぶつのようなものがあるのが特徴。








ショウジョウソウ トウダイグサ科

茎の頂点近くに付く葉の基部が朱色に色づく。中央アメリカから南アメリカ原産の半低木。




茎の上部に数枚の朱紅色の苞葉がつき、中心部に花弁のない雌雄異花の杯状花序。


葉の裏は赤くない。


ガザニア キク科



表は濃緑色で光沢があるが、裏は真っ白な柔毛がある。


ニチニチソウ キョウチクトウ科



初夏から晩秋まで次々に花が咲く一日花なので「日々草」という。


ガイラルディア キク科

別名はオオテンニンギク(大天人菊) (学名:Gaillardia aristata)  これは以前見たガイラルディアとは少し感じが違う。背が低いし総苞片が大きい感じがする。


矮性種の「ゴブリン」という品種だろうか?


ランタナ クマツヅラ科

ランタナは色々な色があって楽しい。


中央部が最後に咲く。多くの花は開くと次第に赤紫色を帯びるように変化する。