せっかち散歩

ゆっくり急げ、時間がないから

サクラの紅葉とイチョウ、イイギリの黄葉

2012-11-27 | 日記
遠くから木々を見渡せる場所に立って眺めるとサクラの紅葉とイチョウ、イイギリの黄葉が目を引いた。


サクラの紅葉を写真に収めていると散歩している人たちも一緒に眺めて「サクラもこんなに赤くなるもんなんだ」などと感心して通り過ぎていく。

このサクラは何だったか忘れた。


ソメイヨシノだったかなあと花を思い出そうとしても全く覚えていない。サクラに詳しい人ならこの葉の鋸歯と冬芽から鑑別できるだろうに。


来年の春にはまた美しい花を咲かせてくれてその時にその種類もはっきりするだろう。


大きな蜜線が葉柄についている。



いい色にイチョウが色付いている。




小さな会社の駐車場の脇にイイギリがある。下から見上げてみる。

イチョウの黄葉は誰が見ても素晴らしいけれども、イイギリに至っては黄葉はさほどではない。


ただ赤い果実がブドウのように垂れ下がっているのに気付けばその価値がわかるだろう。だが誰もその果実の存在に気付いていないようだ。


イイギリの木の下に来て見上げると鳥たちがいっせいに飛び立った。大きめの鳥だったからきっとヒヨドリかなあと思いながら今年の果実の出来具合を確認。


葉が全部落ちてしまうまでこの果実の多くが残っているはず。この朱色がイイギリの色。


葉が落ちているので小さめのものをつまみあげる。長い葉柄と鋸歯を持つ葉が特徴。


サクラと同じように蜜線がある。