せっかち散歩

ゆっくり急げ、時間がないから

温室の植物~雪の朝

2011-01-16 | 日記
センター試験の日は雪が降るというのはもう恒例行事のようなもの。朝は一面の雪景色で今日はどこも行けないなと思っていたら突然晴れ間が出てあっという間に雪は解け始めた。近所の植物園に行ってみた。道は雪解け状態でも風は冷たい。温室の入り口では咲き始めたソシンロウバイが出迎えてくれた。

ソシンロウバイ

下向きに咲くそのロウのような半透明の花びらを青空を背景に下からのぞきこむのが最高のアングル。


ハナキリン

温室の中に入って暖かさにほっとする。いきなりトゲだらけの茎を持ったトウダイグサ科ハナキリンが赤い花をつけていた。

トウダイグサ科だから花の構造が複雑。杯状花序というものでおそらく2弁の赤く花弁に見えるのは総苞で中に雄花、雌花、腺体があるのだろう。


メディニラ・マグニフィカ

サボテンやらコーヒーの木などがあって、進んでいくと一抱えほどの大きさでピンクの美しい花が咲いていた。ノボタン科メディニラ属の植物でメディニラ・マグニフィカと名札がついていた。
 
ピンクの花の様に見えるものは苞でこの中に沢山の小花を咲かせ垂れ下がっている。確かに雄しべの曲がりがノボタンを連想させるなあ。


ブーゲンビリア
 
巨大なシダ類が大きくその葉を広げてその横にオシロイバナ科ブーゲンビリアが薄赤い花をつけていた。

実際の花はいわゆる花の中央部にある小さな3つの白い部分。色づいた花びらに見える部分は花を取り巻く葉(包葉)であり3枚ある。


バナナの花

バナナの花が咲いていた。どういう風にバナナの実がなるのかなあ?


ウツボカズラ

食虫植物ウツボカズラを見つけた。たくさん捕虫器をつけていて中には何やら液体が入っている。温室内ではあまり虫はいないだろう。


クロトン

観葉植物は種類が多い。これはトウダイグサ科クロトン?この不思議な葉の模様。


マランタ・レウコネウラ

こちらはクズウコン科マランタ・レウコネウラと名札がついていたから多分間違いないだろう。

短い時間だったけど今日は久しぶりで植物を見た気がした。