せっかち散歩

ゆっくり急げ、時間がないから

夏の思い出~花畑

2011-01-12 | 日記

2009/6/7 あの日はとってもいい天気で家の近くの公園の広場は花畑に変わっていた。この世の楽園があるとしたらきっとこんな花々が咲き乱れていることだろう。


運命の軌道

大海原を行く帆船が急旋回をきって
まるで投げたブーメランが大きな弧を描いて戻ってくるように
運命付けられた軌道に沿って走っている。
それを避けても逃げても大きな力に引き戻されているかのように感じるのは錯覚だろうか?
行き着く先が破滅の淵か勝利の丘か、知りようも無い。

人間の知恵、労力が眼前に広がるいばらの道を進むのにどれほど役立つかわからない。
しかし今置かれた身の上で精一杯努力すること意外に方策はない。
この世に妄想、狂気を持つものがいて、不条理がまかり通るとしたら
何に寄りすがって生きていけばいいのか?
運を天にまかせ自分はついている、ついてないと空に向かって叫ぶしかない。

自分の無力さはいつも身にしみて感じる。
大きな力に従って生きているのであればそれでいい。だがそんな力の存在すら知らされてはいない。
強い意志と信念を貫けばどんな道も開かれると教えられた。
正しいと思うことをしてもこの荒れ狂う海の中にさまよう自分にどんな救いがあるのだろうか?

打ちのめされてもう立ち上がる気力も無くなったとき
草むらを吹きすさぶ風、林の中の葉のざわめきの中に静かに励ましてくれる声を聞いた。
心の奥底でこだまする母の声。
幼かった自分はその声を背に聞いて安心して前に進んだ。
まっすぐ進みなさい、なるようにしかならないのだから。