ときぶーの時間

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水がない事。

2013-11-27 06:16:38 | 日記
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No528
毎日の餌やりだけでも大変なのに、彼はかかって来た1本の電話に親切に対応していた。
誰なの?と聞いたら、東大の大学院生と助教授さんが訪ねて来ると言った。

午後1時を過ぎて僕は、松ちゃんと昼飯にしようと思っていたが、これで食べられないと直感した。
1食くらい抜いても死にはしないけど、朝の4時起きでトースト1枚だったから超お腹が空いていた。


1時半くらいだっただろうか?
松ちゃんも生徒さん一人か二人の話のつもりで軽く受けたから驚いていた。
「えっ、こんなに?全部で何人?」
返ってきた返事は「13人です。」


苦笑いしながら「じゃあ、とりあえず家に入ってくれ」と促したが、大学院生から質問がすぐに飛び出し、それに受け答えする形でミニシンポジウムが始まった。


左から2番目の方がその方で、日本語ペラペラの生徒さんだった。
とにかく熱心な方で、僕はこの大学院生にびっくりしましたね。

13人の方は全て外国の人だった。
日本人のだと思って話しかけたら、中国から東大に学びに来ている生徒さんだった。(笑)


牧場にみんなで降りてきて、松ちゃんは原発事故後の故郷富岡町を語った。
中央の黒い服を着た方が先生でした。

僕は途中から中国の女性に「どこかトイレはありますか?」と尋ねられ、松ちゃんちの水洗トイレの水入れを担当。

その後もトイレを必要としていた4人の方は僕のおかげで助かった訳です。
山からの湧水をたくさん使ってしまったが、これは仕方がない事だった。

中国から来た院生は僕に「本当に考えられない生活です。ライフラインが無い所で生活する大変さと日本人の強さを知りました。」と彼女は僕に言った。

松ちゃんは日本人の鏡みたいに言われてた。
今の富岡に水道が無いのは、本当に厳しい。
これからの冬に湧水が枯渇することは無いが、今度は凍って氷になる心配がある。
これからまた不便な冬が来る。

この日突然の来客に松ちゃんも三つ目の牧場に餌やりと水遣りをしなければならなかったから、夜遅くまで作業する羽目になったと思う。
松ちゃん、お疲れ様でした。















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