ときぶーの時間

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60ミリ被曝。

2014-04-28 06:21:50 | 日記
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NO629
みなさん、1週間のご無沙汰でした。
このところ、やることが多くてブログも更新出来なくてすみませんが、これが続きそうです。
GWに入ってたのも分からなかった。(汗)

今週も松ちゃんの所に行く予定を立ててますけど、行った時にはブログでお知らせいたしますので、宜しくお願いいたします。


先週の富岡の牧場の写真。

今日は、福島第一原発の作業員の話。

先週、何人もの友人と連絡を取り合ったら、その中の一人と第一原発の構内の現場の話になった。
彼はこう切り出した。

「廃炉に40年って言ってるけど、それは事故を起していない原発の話で、福島第一は半永久的になる。溶けた炉心を回収するって絶対にできねぇべ!目に見えるとこにあれば出来るかもしんねぇけど、溶けて何処にあるかもわかんねぇもの40年なんて、今の技術じゃぁ、絶対に無理だ」。

「国も東電も、マスコミもすべての奴らが情報を隠ぺい・誘導して国民に真実を知らせないんだ。俺らは更に事故を起さないよう現状維持するために働いているだけさ」。


主要道路の国道6号線の陰になり見えない楢葉町の放射能汚染物仮置き場。
常磐高速道路から撮った写真。
ほんとどれだけの汚染物のこの袋が今の福島にあるだろう?

彼は毎日汚染水が至る所で漏れていると話した。
そして彼の周りの作業員が一人一人といなくなると言っていた。
彼もすでに60ミリシーベルト被ばくをしている。

被曝線量の80ミリを超えたら、東電も働かせることが出来ない。
「自分もそのうちここから消える」と意味深な言葉を言った。

事故前の基準が年間20ミリシーベルトだったから、すでに3倍の被曝だ。
この現場からいなくなる時は被爆者になる。
今、東電は80ミリシーベルトを上限に被爆者を毎日生み出している。

この過酷な現場の声をマスコミは何故取り上げて報道してくれないんだろうか。
彼は最後にこう言った。
「政府は福島をよそに、これで原発再稼働って言ってるんだからどうしようもねえよな!」と。
嘆きよりも諦めに近い重くなるような言葉だった。

彼らがいなければさらに大きな事故を起すのは間違いないだろう。
今日は、彼らが自分の健康や命を懸けて働いてくれることに、感謝したいと思う。





コメント
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