今日も一日雨でした。カープの試合はないんやろ とおもとったけど なんかその間は大丈夫やったみたいで タイガースに勝ってました。
今日午後は 広大の公開講座『不安社会における刑事法の役割』を聞きにいってから、かかりつけのクリニックへ行きました。
大学の講義をきいとって いやあ、驚いた 銀行の預金口座申し込みの時のあの面倒さも世界の警察・米国政府から言われたことなんやて。
今日、驚いたことの二つ目
家に帰ってみると 『○○さんの叙勲を祝う会』なる案内がきとって、見てみると全通研の市川恵美子委員長や手話通訳士協会の小椋英子会長などのお歴々が呼びかけ人に名前を連ねておられました。
○○さんが福祉を高めるために一生けん命働いてこられたことには敬意を表しますけど、「叙勲」を祝う気には私はなれませんなあ。
「生存者叙勲」は敗戦に伴って廃止されたものを、1963年に時の自民党政権が多くの人の反対を押し切って復活したもんですわなあ。昭和天皇誕生日と明治天皇誕生日に渡されるいうんも意味があります。
僕は、生きてる人間に位をつけること自体が憲法の精神に反しとる と思いますわ。
かの中曽根康弘も復活当時には叙勲反対の立場やったとかで 朝日新聞にこんなコメントがのっとったそうです。…
「……戦前の勲章の復活などは、いまの憲法にふさわしくない。第一、いまどき勲章をもらったって、いつ、どんな服につけるのかね」と皮肉たっぷりだ。
勲章 知られざる素顔 (岩波新書) 栗原 俊雄 岩波書店 この本を書いた栗原さんへのインタビュー 東洋経済もおましたんで一緒に紹介しときますわ
こんな紹介ブログ(社会科学者の時評)もあります