工房 十一椿(toi tsubaki)

久留米絣や 大島紬など 着物を使って洋服やバッグなどの製作・販売を行っています。

美味しいとこどり

2012年01月24日 | 日記
母が家で

月に 1~2回

お茶のお稽古をしています。




お茶のお稽古・・といっても

決して堅苦しいものではなく

仲の良いお友達と

雑談交じりのお稽古で



以前

ネコが居たときには

愛猫が

どうどうっとお茶室を横切り

炉の前に

ドンっと座り込むと

お稽古の監督?!をしていたような・・

そんな気軽?!なお稽古。









昨日は 今年初めてのお茶のお稽古“お初釜”

夕方 帰ると

ちょうど

お薄のお稽古が終わるところだったようで


「一服いかが?」

っというお声がかかり


待ってました!っとばかりに

お茶をいただくことに。



私のお茶の作法は・・



難しいこと抜きの初心者作法。



毎回

美味しいお菓子を頂き

お茶をいただく


それだけの

いたってシンプルなお茶のいただき方です。




ほ~っ

至福のひととき。







せっかくなら

今のうちから習っておくといい・・というのは

わかっているのですが・・・

 


まだまだ・・その境地には達していないようで・・・





しばらくは


お菓子とお茶だけいただいて


ドロン・・っと姿をくらます


“美味しいとこ”取りのお茶のお稽古になりそうです。










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ちゃんちゃんこ

2012年01月23日 | 日記
キレイな生地で

さぁ

なに作ろう?



着物生地なので・・



着物をつくろうっ!








じゃぁ~ん!


ちゃんちゃんこっ!




せっかくなので・・・








着せてみました。



ん~なかなか・・サイズもバッチリでいい感じっ!



花柄が とってもかわいいっ!


モデルさん くるっと回ってみてっ!









じゃぁ~ん!




後ろは しぶ~く 太鼓(つづみ)背負ってます。
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枯れ木に 花・・

2012年01月22日 | 日記
昨日は お天気がとってもよかったので

以前 拾い集めていた“枝”に

ラッカーを振ろうと

裏口をあけると












真っ赤な南天








淡い椿の花が満開を迎えていました。


(裏のお宅の椿です。キレイですね。)




我が家の椿は 

ぎゅっと

身を固くすぼめ

花開くのは まだまだ 先のことのようですが


もう 

椿の季節なんですよね




いっきに寒さを忘れるくらい

すがすがしい気分になりました。



さぁ 青空の下

ラッカーを振ろう!

っと

地面に座り込み

小枝に シャカシャカ 

艶出しラッカーを振っている姿は

あまりよろしくない?!姿だったようで



通りすがりのご近所さんに

笑われてしまいました。






集めてみると・・








鳥の巣・・みたい


さて

これで

なに作ろうかな・・・
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元気をもらってます。

2012年01月21日 | 日記
今日 ミシン屋さんで

80歳をすぎたおばあちゃん(生徒さん)が

大きな箱を紐で 背中にくくってやってこられました。

箱の中身は・・家庭用ミシン

(そんな・・重いものを・・担いで歩いてくるなんて・・)


まるで 二宮金次郎のようなお姿で・・




「歩いてたら あったまったよ~。」


明るい笑顔で笑うおばあちゃん。




私の大好きなおばあちゃんです。

若い頃は

ずっと

宮崎で大島紬を織っていらっしゃったそうで



せっせと

その頃 織った大島紬のハギレで“帽子”作りをされています。



「イッピキ織ると このくらいのハギレがでるんよ~」



っと たくさん(風呂敷いっぱいの)大島のハギレをみせてくれます。




大島紬を それまであまり見たことのなかった私にとっては

その色・柄の多様さに

改めて驚かされ

そして

ますます 大島・着物の魅力に惹きこまれてしまいます。



そして

その頃の思い出もたくさん。



毎回 おばあちゃんが何気なく話す思い出話が

私にとって 貴重な勉強の時間になってます。感謝


大島紬のことはもちろん


今日は 胃腸薬代わりのよもぎの煎じ方などなど・・



いろんな意味で

人生の大先生です。






今日は

あるハギレをみつけて


「あぁっ!ここにあったんかっ!」



っと・・。



それには


「昭和38年・・・」


っと日付をかいたシールが貼られていました。



「これ・・たくさん織った中で 一番難しかったんよ・・。」




あまりの難しさに 記念に日付を書いておいたそうです。






中学を出て ずっと機織一筋で

お子さんを育てあげたおばあちゃん。



その間に織った大島紬は 数知れず・・。



おばあちゃんの手元にあるハギレたちは

長さが どれも約50cmくらいです。


一反分織って やっとそのくらいの長さが手元に残るそうです。


その50cmのハギレが 風呂敷を解くと

100枚近くあるでしょうか・・。



その一枚一枚に思い出が詰まっていて


懐かしそうに眺めながら

「幸せ 幸せ。」

っと

帽子作りをされるその笑顔が

側で見ていて 本当に癒されます。





ふと わが身に置き換えた時

自分の人生を語れる物って

私の周りにどれだけあるだろう?




80歳になった時

こんな風に懐かしく 昔を思い出させてくれる物・・



そんな風に考え あたりを見渡してみると・・




洋裁にかかわり始めて

○十年・・


学生の頃から使っている定規や

表紙が取れそうになっているノート・・

ミシンやロックミシン・・かな。







80歳になるまで

洋裁を続けていられたら



その時 私はこの歯がボロボロになった定規や

ノートを開きながら

洋裁人生を

おばあちゃんみたいに

笑顔で振り返ることができるのかな・・。








人生の折り返し地点を曲がり


あと何十年後


こんな風に 

笑顔でいられるおばあちゃんになっていたい



あと残り何十年を

そう思えるような洋裁人生にしていかなければ・・



そう思った一日でした。




そして

おばあちゃんは

帰りも二宮金次郎のように 箱を背中に括り帰ろう・・



しましたが


さすがに みんなに止められ

ミシン屋さんが箱を取り上げ?

車で送っていかれました。



元気なおばあちゃん

来週も また 楽しいお話聞かせてくださいね。

 
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生地を変えると・・

2012年01月18日 | 日記
昨日のチュニックワンピースを

久留米絣で作ってみました。







同じ型紙なのに

生地を変えるだけでで

全く雰囲気も変わってしまいますねぇ~。




さて・・次は なに作ろう
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