工房 十一椿(toi tsubaki)

久留米絣や 大島紬など 着物を使って洋服やバッグなどの製作・販売を行っています。

黄色の絞り×黄色の地模様 組み合わせでブラウス

2021年05月03日 | その他の着物

黄色の絞りの残り布と同じく黄色の地模様の残り布を組み合わせて

ブラウスをお作りしました。

 

 

 

襟は、ゆったりひろめの台襟

 

 

袖は シンプルに筒袖。

 

 

腰に 貼り付けポケット。

 

 

ポケットは、お客様のご要望で フラップポケットに

マジックテープ付き。

 

 

ポケットに入れたスマホの落下防止!だそうです。

 

後ろは・・・

 

 

 

こんな感じ。

 

これで 使い切りました。

喜んでいただけて良かったです。

 

 

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今日、お伺いしたお客様は 御年92歳。

そのお客様のお友達は 御年97歳。

 

その97歳のお友達は ご自分でお仕立てをされる洋裁経験者で

前回、私がお客様にお作りした大島紬のコートを

デザインはもとより 切り替えや縫い方など 

隅々まで チェック?!しながら見ていらっしゃったそうです・・・

洋裁の大先輩に見られるのは・・緊張します・・(汗・・苦笑)

 

・・っで 他のお客様のお宅でもこんな話が話題に・・。

お客様の知り合いの洋裁の先生は 御年88歳。

まだまだ現役で 洋裁を教え 頼まれれば 今でもお仕立てをされるそうで。

す・・すごい。

 

さらに・・別のお客様の話・・。

知り合いの介護施設にいる100歳のおばあちゃん。

お祝いされる側のおばあちゃんが

100歳のお祝いに お祝いをしてくれる周りの皆さんのために

パッチワークでプレゼントを手作りされていたそう・・。

今でも 手縫いでっチクチク・・針仕事をされるそうです。

 

どの方も 共通点は お若い頃から 多趣味で

日舞に、社交ダンス、フラダンス、カラオケ、旅行、洋裁、パッチワーク・・などなど。

とにかくいろんなことに 興味を持ちチャレンジされていたとのこと。

 

年々・・その趣味が減っていったとしても

最後に 一つ できることが残れば

その趣味を続けることで 90過ぎても100を過ぎても

”やりがい”を維持できる。

 

意欲を失わない

好奇心を忘れない

誰かのために 自分にできる”存在意義”を持続する

 

長生きの秘訣は そういうことでしょうか。

 

でも・・これは 誰しも望む生き方ですが

誰しも 簡単には 実践できない生き方。

 

大先輩方に倣うところはたくさんありますが・・

・・80過ぎて 

私は洋裁を続けられているか?

自分の存在意義を感じられているか?

 

自信はありません(苦笑)

 

とりあえず ”今”だけを一生懸命 がんばっていれば

それが 案外・・いつの間にか 80 90・・100っと

なっているのかもしれませんね・・。

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