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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

玉三郎&仁左衛門「桜姫東文章 下」

2022-05-19 09:20:10 | 日記

東劇で上映中の「桜姫東文章 下」です。

清玄という僧と桜姫という姫の物語。

下では、桜姫の不義の相手という濡れ衣を着せられた

清玄が、弟子の残月たちの庵室に身を寄せているところから始まります。

が、残月は、師を殺してしまう。

墓を作る為に呼ばれたのが、墓掘りの権助。

そこへ、遊女に売り飛ばされた桜姫が現れる。

さらに、にわかの落雷で、清玄が息を吹き返し•••

という論理的に考えていくと、しっちゃかめっちゃかの展開。

でも、小悪党の権助 そして、高僧の清玄

二役を演じる仁左衛門のかっこよさ

桜姫を演じる玉三郎の綺麗さ

そういうのを見せられてしまうと、もう何も言えなくなってしまいます。

さらに、この狂言、ラストに、ここまでするかというような

展開になるのですが、それもまた良し。

そう思わせる孝玉の36年ぶりの再演でした。