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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

大森南朋&田中哲司「ケダモノ」

2022-05-05 10:02:09 | 日記

劇作家の赤堀雅秋と大森南朋 田中哲司がユニットを組んでの「ケダモノ」です。

ユニット3作目の作品。

神奈川県のはずれが舞台。

リサイクルショップを経営している手島(大森)

そこで働く出口(荒川良々)と木村。

リサイクルショップは、流行っていない。

彼らの楽しみは、訪ねてくる映画プロデューサーのマルセル小林(田中)の

奢りで、キャバクラで飲むくらい。

今日も、馴染みのキャバ嬢•マイカ(門脇麦)と美由紀を席に侍らせ

おだをあげている。

もう1人、鹿の駆除をしている猟師(赤堀)

この男は、居酒屋も計画しているが、こちらも上手くいってない様子。

ある日、店に還暦前の女性•節子(あめくみちこ)が訪ねてくる。

「父親が亡くなったので、不用品を整理したい」

というのだ。

が、物置から1万円の札束が発見される。

冴えなかったら彼らの人生が動き始める。

というお話。

約2時間ノンストップの作品。

個性豊かな俳優陣の活躍で、見応えある舞台でした。

ただ、ラストがあまりに唐突。

イマイチ リアリティが感じられませんでした。