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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

おぼん•こぼん「東京漫才」

2022-05-31 09:33:54 | 日記
おぼん•こぼんの「東京漫才」です。 ダウンタウンの番組で、ナイツ塙から 「不仲のコンビ」と紹介され、一躍脚光を浴びたコンビ。 私は昔からテレビで見ていましたが、改めて、この本読むと若い頃から売れていたんですね。 大阪の高校の同級生。 井上君(おぼん)と馬場添君(こぼん)がコンビを組んで上京。 プロになって、いきなり鈴本の舞台に上がったというのですから 運も良い。 当時の必修科目「キャバレー周り」に始まり 赤坂の高級レストランシアター「コルドンブルー」の ステージに上がったのが21歳の時。 31歳で辞めると、テレビの世界へ。 伝説の番組「お笑いスター誕生!!」で10週勝ち抜き。 振り返ると、すごい履歴です。 私が、初めてテレビで見たのは、「コルドンブルー」に出演していた頃。 当時は、月見おぼん•こぼんと名乗っていました。 タップダンスをやったり、シャレた漫才師だなというのが 当時の印象。 「お笑い」で見た時は、若い芸人中心の番組でしたから 「こういうのに出るんだ」と思いましたが まだ30代になったばかりだったんですね。 そして、近年、不仲ぶりが話題になり、70歳過ぎて一花咲かせる形になった わけですが、本読むと、不仲になった原因が分かる気がします。 互いに、1本筋の通った「芸人論」を持っていらっしゃる。 例えば、「なぜ新ネタをやらないのか」 両師匠の仰っていることは、共に正論だと思います。 頑固な性格のようですから、意見がぶつかれば そりゃ不仲になりますよ。  一昔前の芸人さんの生の声が聞ける面白い本でした。