シネリーブル池袋で上映中の「ツユクサ」です。
平山秀幸監督作品。
50歳を超えた扶美(小林聡美)に起きた小さな奇跡のお話。
海の見える小さな田舎町で暮らしている扶美。
ある日、車を運転していると、何かがぶつかり、車体が横転してしまう事故に遭う。
隕石の破片。
奇跡だと感じた扶美。
もう一つ、篠田(松重豊)という男性と出会う。
草笛を吹くのが上手い篠田。
2人は、やがて恋愛感情を持つようになる。
篠田だけでなく、扶美の周りの人々は、ユニークな人たちばかり。
工場で働く扶美の同僚の妙子(江口のりこ)
夫を亡くしたばかりの彼女。
お経をあげてくれたお坊さん(桃月庵白酒)に言いよられ
できてしまう。
扶美の大親友•小学生の航平。
好きだった女の子が友達とキスしているのを見て大ショックを受ける。
篠田や扶美も、抱えている問題はある。
でも、皆、逞しく生きている
というお話。
平山監督流の人生讃歌とでも言うべき映画。
爽やかなラブストーリーでした。