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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

松尾スズキ×長澤まさみ 「フリムンシスターズ」二幕

2020-11-25 09:20:17 | 日記
昨日の続きです。

一幕ラストで交差したちひろ みつ子 ヒデヨシの人生。
ちひろは、実はみつ子の大ファン。
過去、自分の犯した誤ちを悔やむみつ子に
被害を受けた妹(笠松はる)と娘に謝るべきだと言います。
この辺りから、冴えない姉ちゃんだったちひろが生き生きとしてくる。
そうそう、フリムンとは沖縄の方言で「気が触れた」という意味。
長澤まさみが「私達は、フリムンシスターズ!」というポージングを何度か
見せるのですが、実にダサかわいい。

妹に謝りに行く場面。
妹を演じる笠松はるは、元四季のトップ女優。
何曲か歌を披露しますが、このシーンは圧巻。
ミュージカルと銘打っているかぎりは、こういうシーンもなければ。

ラストに行くに連れて
ちひろ みつ子 ヒデヨシの人生が重なりあって行くようになる。
松尾スズキの筆の冴えが発揮されます。

長澤まさみら主役級の素晴らしさはもちろん
アンサンブルの人たちも、何役もこなし、存在感を発揮しました。
一幕の終わりの歌の中に
「休憩時間にパンフレット広げて、知らない役者の名前調べましょう」
という歌詞があるのですが
私、家帰ってから、パンフレット熟読しました^_^