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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

クリント•イーストウッド監督 「リチャード•ジュエル」

2020-02-13 10:09:08 | 日記
東宝日比谷で上映中の 「リチャード•ジュエル」です。
クリント•イーストウッド監督の実録もの作品。
1996年 アトランタ五輪の最中に 起こった爆破事件の顛末を描いています。

リチャード•ジュエルというのは、その爆破物を発見した警備員の名前。
被害を最小限にとどめたリチャードは、一躍ヒーローになります。
が、彼を犯人扱いするマスコミ報道により 事態は一変します。
彼の自宅の周りには、マスコミが詰めかけ 大変な騒ぎ。
FBIの厳しい捜査。
リチャードは、旧知の仲の ワトソンという弁護士に 弁護を頼みます。
心優しい息子を信じる 母のボビ。
彼らの闘いが始まります。

リチャードをポール•ウォルター•ハウザー
ワトソンを サム•ロックウェル
ボビをキャシー•ベイツが演じています。

ヒーローを 一転 容疑者に変えてしまったのは、FBIによる
プロファイリング捜査。
特に 物証とかあるわけではないのに 捜査を進めていく。
この辺り 冤罪の怖さを感じます。

無罪を勝ち取ったリチャードですが、
映画のラストに流れる その後を見ると、
若くして亡くなっている。
やはり、心労があったのではないでしょうか。

誰しもが 出会ってしまうかもしれない危険。
そんなことを感じさせてくれる映画でした。