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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

高崎卓馬 「オートリバース」

2020-02-09 09:30:20 | 日記
高崎卓馬著 「オートリバース」です。
小泉今日子ファンの 2人の男の子を主人公にした話。
この著者 69年生まれという事ですから
モロ世代なんでしょうね。

共に家庭の事情で 千葉の中学に転校してきた
橋本直と高階ヨシヒコ。
ガタイの大きい高階は、学校の不良に絡まれるが
彼らをなぎ倒し 存在を知らしめる。
キョンキョンファンという共通点を持った2人は、意気投合。
キョンキョンの親衛隊に入ることになる。

ここでも腕っ節の強さで のし上がっていく高階。
一方 親衛隊が、暴走族へと変質していくのに耐えられず
彼らと距離を置くようになった直。
そして•••

キョンキョンがアイドルだった頃
私は、もう社会人でしたから、そんなにテレビとか見てませんが、
確かに 彼女たちが歌っている時 声を揃えて応援している一団は、いましたね。
私の時代のアイドルは、その一世代前 百恵 淳子たちですが、
その頃は、親衛隊っていたんですかね。
そして 彼らが やがて暴走族に形を変えていくとは、知りませんでした。

この本の中で、生き生きと描かれているのがキョンキョン。
彼女が、型破りのアイドルだったことが、改めて分かりました。