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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

「猫の皿」「柳田格之進」 横浜にぎわい座の「立川志の輔独演会」

2017-06-11 11:41:06 | 日記
年に一度のお楽しみ 横浜にぎわい座での「立川志の輔独演会」です。今回は、3日間の公演。当然、完売。相変わらずの人気です。
前座の後、志の輔師登場。沖縄での独演会のマクラ。20年以上前、沖縄で、偶々一緒になった師匠談志が、志の輔師の独演会にゲストで出てくれた話は、感動モノ。
さて演目は「猫の皿」この噺も、久々に聴きました。このところ、志の輔師 ネタの整理をしているのか、割と久々に聴く噺に遭遇することが多い。「猫の皿」も、大分変わった印象。以前聴いた時は、猫を貰っていこうとする男が、猫嫌いという設定では、なかったような気がします。
色物挟んで、トリネタは「柳田格之進」これまた、師の人情噺聴くのも久々。やはり、良い。その重厚な高座には、圧倒されます。今回は、凛とした武士の娘ぶりが素敵な、柳田格之進の娘•絹が出色の出来。決して女を描くのが上手いとは言えない志の輔師ですが、父の汚名をそそぐため、自ら吉原に身を落とそうとする絹の覚悟が、痛いほど伝わってきました。